妊娠中に坐骨神経痛になってしまった時に行うオススメ5つの対処法

公開日:2019/09/28  最終更新日: 2019/11/06

「妊娠中にお尻が痛くなって対処法があれば知りたい」
「妊娠中は薬や整体に行くことも辛かったりするので、自分で出来ることがあるのであれば教えて欲しい」

このブログはこんな悩みを抱えている妊娠中のあなたに向けて記事を書きました。

妊娠中に坐骨神経痛?

坐骨神経痛というのは人体で最も長く太い神経の走行上に痛みの出る症状の事をいいます。妊娠すると、お腹がどんどん大きくなって腰に負担がかかって結果的に腰痛を引き起こしやすくなります。腰痛以外に「お尻や足にかけて」今までに経験したことの無い痛みやしびれが出ている場合は坐骨神経痛の可能性が高いです。

今回は、妊娠中の坐骨神経痛についてオススメの対処法をお伝えしていきますね。

妊娠中の坐骨神経痛はいつがつらい?

坐骨神経痛は、お尻から太ももの裏を通って膝の裏側で2つに分かれてふくらはぎ・すねと足全体に現れる痛みやしびれなどの症状のことを言います。妊娠中には腰以外にも身体全体の負担が大きくなるので、妊婦さんにも多く診られます。

通常のケースであれば「お尻が痛い・しびれる」というのは現れにくいですが、もし現れた場合は坐骨神経痛を疑った方が良さそうです。さらに腰痛と併用している場合やそうでない場合もありますし、腰痛を掘って置いたらお尻や脚までに痛みが広がるというケースもあります。

お腹が大きくなってくるにつれて思ったように身体を動かすことが出来ず、痛みを余計に感じやすくなってしまうのです。

ただでさえ痛い坐骨神経痛ですが、お腹が大きくなってくる妊娠中期から妊娠後期は思い通りに姿勢を変えることができず、余計に痛みを感じやすくなります。

妊娠中に坐骨神経痛が出る原因は?

坐骨神経痛は、腰から足にかけて走行している「坐骨神経」の周りを通っている血管が圧迫されて血流が悪くなることによって痛みやしびれを引き起こします。一般的には坐骨神経痛は「椎間板ヘルニア」や「腰部脊柱管狭窄症」といった病気によって併用することもありますが、坐骨神経痛は骨や関節に限らず筋肉の硬さによって起こることもあるのです。

実際に筋肉を調整したことによって改善しているケースもあります。

妊娠中は、「リラキシン」というホルモンが分泌されることによって骨盤まわりの筋肉や靭帯が緩んできます。骨盤周りが緩んだことによって動かしやすくはなってくるのですが、同時に負担も大きくなってきます。

そしてお腹が大きくなってくると、腰や背中、股関節周りの関節や筋肉が偏った使い方をして、重心が肩よりお尻に負担がかかって、坐骨神経痛を引き起こすとされています。

特に妊娠中期から妊娠後期にかけては、姿勢の変化や骨盤の歪みが起こりやすくなるので、この時期に坐骨神経痛を感じる妊婦さんが多くなります。

妊娠中につらい坐骨神経痛の対処法は?

坐骨神経痛の症状が現れた時には、以下の7つのオススメ対処法を試してみると痛みやしびれが緩和されることがあるので、是非試してみましょう。

その1.身体を温める

腰から足を温めることによって、坐骨神経痛が和らぐことがあります。これは身体を温めた結果一時的にでも血管が広がって痛みやしびれが緩和していくという事です。なるべく湯船に浸かってもらったり、飲み物や食べ物は冷たいものを極力控えて温かいものをチョイスして、身体を温める習慣作りが必要となります。

その2.整体やマッサージを受ける

妊娠中はお腹が大きくなって骨盤まわりも歪んで負担もかかりやすくなってくるので、マタニティ整体や矯正を受ける事も1つの手段です。マッサージや整体の場合では、「あん摩マッサージ指圧師」といった国家資格を持っている施術者がいる治療院に行くことをオススメします。それは通常のリラクゼーションでは施術を受けられずに断られることが一般的だからです。

国家資格を持った施術者が行うことで、妊娠中の坐骨神経痛が緩和されるだけではなく、安心して緊張している身体を柔らかくしてリラックスすることで、現在の症状や妊娠中のストレス・不安が軽減する可能性は高くあります。

その3.鍼灸治療を受ける

整体やマッサージ以外には「鍼灸治療」があります。特に坐骨神経痛の症状の場合は表面からの刺激よりも深部からの刺激が効果的なことがあります。鍼灸治療を受けるには「鍼灸師」の国家資格を持った施術者がいるところに行きましょう。さらに妊娠中に通われている方の口コミや感想が載っているところがいいのではないでしょうか?

事前にホームページや検索で確認してみましょう。

妊娠中でもストレッチはしてもいいの?

お尻や太ももの筋肉が硬くなってくると、坐骨神経痛の症状を悪化させてしまうことがあります。整体や鍼治療のケアにプラスして自分自身でも動かせる範囲でストレッチを加えることで坐骨神経痛の改善も期待できます。ですが、この妊娠中に行うストレッチは一般的に行う人とは少し異なります。

一般的な坐骨神経痛のストレッチはこちらから

妊娠中の場合は以下のストレッチ方法を試してみましょう♪

その4.妊娠中の坐骨神経痛に効果的なストレッチ

《お尻のストレッチ》

  1. 仰向けになって膝を軽く曲げる
  2. タオルを足首まわりにかけて胸の方向へ近づける
  3. 伸ばしているところを意識しながら10秒ほど伸ばす
  4. 足を変えて反対側も同じようにストレッチを行う

《太もも裏のストレッチ》

  1. 床に座って辛くない程度に足を開く
  2. 片方の足裏をもう片方の太ももの裏につける
  3. 足を延ばしている方向に対してやや横に上体を10秒倒す(お腹が苦しくなければ前屈してもOK)
  4. 反対側も同じ方法でストレッチを行う

ストレッチをする時のポイント

  • 伸ばしている時はゆっくりと息を吐きながら行う
  • 無理のない範囲でお腹に負担がかからない程度に行う
  • 伸ばしている部分を意識する
  • お腹が張ってきたら休憩を入れる

ちなみに妊婦さん向けの体操もチェックしておいてください。

妊婦さんでも坐骨神経痛になる?お尻から足の痛み・しびれ解消体操法

その5.横向きで眠る

坐骨神経痛は、特に腰やお尻まわりが圧迫されて痛みやしびれを引き起こすことがとても多いので、負担を極力減らす寝方を出来ると痛みやしびれが軽減することがあります。

痛みが出ている方向を上にして横向きになることで圧迫されている部分に対して負担を減らすことが出来ます。ですが、横向きの場合は腰の関節部分の負担は少し大きくなるので、もし腰が原因で出ている場合は少し背中を丸めるような体勢で寝てみるといいです。仰向けが辛くなければ、膝を曲げて寝ると腰の負担は一番低いものになります。

【坐骨神経痛の寝方】坐骨神経痛の時の寝方は何がいい?対処法も解説

妊娠中の坐骨神経痛のオススメ対処法:まとめ

坐骨神経痛は血管が閉じた影響によって痛みやしびれを引き起こします。妊娠中はどうしても体への負担が大きくなるので、日々のケアがとても大切となってきます。身体を温めたり、ストレッチや整体などを試しても坐骨神経痛が改善されないときは、産婦人科の先生に一度相談してみましょう。

ですが、妊娠中は薬も服用できないので、悪化する前に早めの対処が大切となってきます。