【坐骨神経痛の寝方】坐骨神経痛の時の寝方は何がいい?対処法も解説

公開日:2019/09/23  最終更新日: 2019/10/15

「寝ているときにお尻から足にかけてのしびれや痛みがあるので、マットレスや枕などを買い替えたほうがいいのかと悩んでいる」
「坐骨神経痛に対して効果的な寝方があれば知りたい」

このブログは坐骨神経痛に悩んでいて寝方を知りたいあなたの為に書きました。

寝ている間にも辛い坐骨神経痛

坐骨神経痛は、ビリビリ痺れが酷いものから鈍い痛みやだるさといった鈍痛という症状から色々ありますよね?当院に来られている方の中にも寝ている時の違和感や痛みなどを抱えていて、マットレスや枕を変えたほうがいいのか?という質問を多く頂きます。そこで、坐骨神経痛に対しての寝方について解説していきますので、是非参考にしてみてくださいね。

坐骨神経痛で寝ている間に温湿布・冷湿布を使うのはいい?

湿布を利用する際に一番困ることが温湿布か?それとも冷湿布の方がいいのか?と言う部分で困ってしまうと思います。更に寝ている間に湿布を貼ってもいいのだろうかと。

一般的には温湿布は患部を温める、冷湿布は患部を冷やすというイメージを持たれていると思います。ですが、そのような効果は残念ながらありません。どちらも血流を促進させる為に使用します。

温湿布には「カプサイシン」と呼ばれるトウガラシの成分が含まれているので温かく感じるかもしれません。冷湿布には「メントール」と呼ばれるスーッとする成分が含まれているので何だか冷やされている感じがします。

しかし、皮膚上を刺激しているだけなので体表の温度を測るためのサーモグラフィーで見たとしても、どちらの湿布も皮膚表面温度に変化はありません。

さらに「インドメタシン配合」の湿布もありますが、こちらの湿布は持続する効果が長いというところが特徴です。ですが、湿布は対処療法なので、個人的な見解にはなりますが貼っても貼らなくてもどちらでもいいと思います。

坐骨神経痛で寝るときの布団の硬さはどれがいい?

お尻から足にかけて痛みやしびれが出る坐骨神経痛の場合は、「就寝中や起床時に腰が痛い」ということがあります。特に寝ている間は筋肉や関節の動きは最小限になるので、

  • 腰回りの筋肉が硬くなって血流が悪くなるなって神経伝達がうまく行かない
  • 筋肉が上手く動かないことで痛みが出ている

このようなことが考えられます。

腰は身体の中心でもありますが、骨盤の上に背骨が連なっていますが支えているものは筋肉と靭帯のみになります。この腰の部分は立っていても座っていても同じように負担はかかってきます。

通常、寝るときには腰への負担が減るのですが、あなたに見合ったベッドや枕でなければ筋肉の硬さが取れないどころか強めてしまうこともあります。筋肉が硬くなった状態が続くようだと坐骨神経痛は悪化させてしまいます。

本来背骨は緩やかなS字カーブを描いています。このS字カーブが緩やかで綺麗であればクッションとなり腰への負担が減ります。しかし、マットレスによってはこのS字カーブが強くなる、またはまっすぐに近くなってしまうということが起こります。

低反発のようなマットレスの場合は腰の部分が沈みすぎてしまい、S字カーブを強めてしまいます。反対に高反発のような硬すぎる場合は、S字カーブが無くなってしまうことが考えられます。寝具を選ぶ際には背骨のS字カーブを綺麗に保てて腰の筋肉の硬さを和らげられるものを選ぶ必要があります。

坐骨神経痛の寝方を実践する前に・・・

枕やマットレスを買い替えるということも1つですが、まずは比較的眠りやすい方法を試して頂きたいです。とはいえ今夜眠ることも辛い・・・と言う方もいると思います。そんな坐骨神経痛の方でも楽に寝売れる方法があるのでお伝えしようと思います。

坐骨神経痛の寝方で左右どちらが痛い?

仰向けに寝て辛い坐骨神経痛

仰向けの状態で寝ている時に坐骨神経痛が酷くなる時は「反り腰」の方に多く見られます。比較的女性に多いのですが、反り腰の場合は仰向けになると、背中とお尻がマットレスに当たるので腰の部分に隙間が生じて腰に負担がかかってしまいます。

特に脊柱管狭窄症の疑いがある方には仰向けに寝る場合に、神経の圧迫が強くなり坐骨神経痛の症状が強くなる恐れがあります。

仰向けに寝て辛い坐骨神経痛の対処法

仰向けに寝て坐骨神経痛の症状を対処するためには「両膝を曲げる」ことです。両膝を曲げることによって、股関節の前側の筋肉が緩んで腰の反り具合が軽減します。しかし寝ている最中に膝を曲げ続けることは非常に困難なので、膝裏に丸めた座布団やクッションを入れて見てください。

健康グッズや医療用のサイトには専用のクッションや枕が販売されています。

うつ伏せに寝て辛い坐骨神経痛

うつ伏せで寝ると仰向けで寝る場合と同様で腰が反りやすくなってしまいます。腰への負担を強めてしまうことで神経を圧迫して坐骨神経痛を引き起こしてしまう可能性があります。

うつ伏せに寝て辛い坐骨神経痛の対処法

中にはうつ伏せでしか眠れないという方もいます。そんな場合は、お腹の部分に柔らかいクッションを入れてあげると腰の反りが軽減させることが出来ます。

横向きに寝て辛い坐骨神経痛

横向きで寝ている時に痛みが出てしまうケースで多くの場合は「痛い方を下」にして寝ていることが多いです。痛い方を下にしているとヘルニアや脊柱管狭窄症の場合は、その部分の負担を強めてしまい神経を圧迫させてしまうことが考えられます。

結果、坐骨神経痛が酷くなってしまうことが起きるのです。

横向きに寝て辛い坐骨神経痛の対処法

左右どちらかに坐骨神経痛が出ている場合は、痛みの出ている方を上にして寝ます。そうすることで、局所的な圧迫を防ぐことが出来ます。横向きになると腰も動かし易くなるというメリットがあります。圧迫が少なくなって腰の動きがある程度自由に動かすことが出来れば、自然と眠っている時に坐骨神経痛を軽減させやすい方向へ寝返りしやすくなります。

坐骨神経痛の痛みやしびれの原因は血流に問題があります。

坐骨神経痛は湿布やマットレスの硬さの問題ではありません。本当の原因はあなた自身の身体の中の問題です。日常生活を送っていく中で、仕事や家事などを繰り返し行うことで筋肉は疲労して蓄積されてきます。筋肉が硬くなったまま放置させてしまうと坐骨神経痛のような痛みやしびれが起きてきます。

多くの方の場合はまず整形外科を受診すると思いますが、坐骨神経痛の場合は本当の原因はわかりません。むしろ教えてくれないのが現状なのです。残念なことに、多くの病院の目的はあなたを治すことではなく『検査をする』『薬を処方する』ことなのです。もちろんそれで改善出来ればいいのですが、坐骨神経痛は様々な理由で起こるので、痛みの原因を明確にして直接アプローチしてくれる病院はほとんどありません。

  • 血流が悪いから
  • 筋肉や関節が硬いから

という理由で血液をサラサラにさせる薬や筋肉を柔らかくさせる薬を処方されるのです。その前にレントゲンやMRIを撮影したとしても、骨や関節の異常は見つかっても筋肉の硬さや血流の状態はわかりません。

背骨の変形や歪みが痛みやしびれの原因となる場合は全体でも15%程度しかありません。さらに画像を基に診断を下すのでおそらくあなたの身体に触れて検査をしていないのではないでしょうか?

それでは本当の原因はわかりません。もしあなたがこのような疑問を持っているのであれば、「自分自身の身体と向き合う」ことがこれからの痛みの改善に進むのではないでしょうか?

まとめ

坐骨神経痛を抱えている方には仰向けやうつ伏せはオススメ出来ません。

  • 痛い方を上にして練る
  • 背中を軽く丸くさせる
  • 膝を曲げる
  • 膝の裏や間にクッションを入れる

これらはあくまで対処的な方法です。眠りにつくことが出来ないほどの坐骨神経痛であれば、すぐに改善させたくないですか?