マッサージの効果!マッサージの種類と整体との違いや注意点を解説

公開日:2019/10/23  最終更新日: 2020/07/29


マッサージはどんな効果があるのかな?

実際に受けた方はイメージ付きやすいと思いますが、マッサージを受けたことが無い方の場合であればこのような疑問をお持ちではないですか?

答えから言いますが、マッサージは「痛み」に対しては効果的です。

さらに様々な身体の不調の改善も出来ますが、今回はマッサージの効果について解説していきます。加えて整体との違いや種類、注意点もご紹介していきますので、参考にして頂きマッサージを受けるようにしてみて下さい。

マッサージの効果

マッサージの定義や効果、仕組みについて解説していきます。

マッサージは体表を刺激する

マッサージは手のひらや手指、母指を使って皮膚上を直接刺激を加えて血液やリンパの循環を良くしていく方法です。筋肉や神経の機能を促進させる方法でオイルやクリームを用いて行うこともある技法です。

日本では医師または「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を所持するものだけが行なえる施術のことです。ただし一般的な方からしたら、リラクゼーションサロンでの施術もこのマッサージの中に含まれていると思います。

厚生労働省が回答したマッサージの定義は以下の通りです。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』マッサージより引用
特定の揉む、叩く等の行為が、あん摩マツサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(昭和22年法律第217号)第1条のあん摩マッサージ指圧に該当するか否かについては、当該行為の具体的な態様から総合的に判断されるものである。

御照会の事例については、その行為の強度、時間等によっては、同条のあん摩マッサージ指圧に該当する場合もあると考えられるが、御照会の内容だけでは判断できない。
しかし、施術者の体重をかけて対象者が痛みを感じるほどの相当程度の強さをもって行うなど、あん摩マッサージ指圧師が行わなければ、人体に危害を及ぼし、又は及ぼすおそれのある行為については、同条のあん摩マッサージ指圧に該当するので、無資格者がこれを業として行っている場合には、厳正な対応を行うようお願いする。
また、同条のあん摩マッサージ指圧が行われていない施術において、「マッサージ」と広告することについては、あん摩マッサージ指圧師でなければ行えないあん摩マッサージ指圧が行われていると一般人が誤認するおそれがあり、公衆衛生上も看過できないものであるので、このような広告を行わないよう指導されたい。

— 「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」に関する疑義照会について(回答) 平成15年11月18日 医政医発第1118001号
https://ja.wikipedia.org/wiki/マッサージ

厚生労働省からの回答では、「体重をかけて、施術を受ける方が痛みを感じる強さで行なう行為」とされています。

マッサージの適応症

下記でご紹介するものは主な効果や適応症についてです。特に痛みには効果的なことがわかっており、筋肉を柔らかくさせて血流を促進する事で、神経の伝達や症状にも働きかけることが期待できます。

  • 慢性腰痛
  • 慢性の首痛
  • 変形性膝関節症
  • 手足のしびれ
  • むくみや冷え性
  • 不眠症
  • リラックス効果 など

特に慢性腰痛や首痛、変形性膝関節症については効果の科学的根拠があります。ただし効果は短期的な物なので、効果を得るためには継続してマッサージを受ける必要があるとも言われています。

マッサージの仕組み

マッサージは体表面を摩擦したりすることによって筋肉が柔らかくなり血流を良くしていきます。

主にマッサージの手技は以下のような物があります。

  • 軽擦法
  • 強擦法
  • 揉捏法
  • 叩打法
  • 振戦法
  • 圧迫法
  • 伸展法

これらを用いて血流が良くなるだけではなく、むくみの解消や関節の柔軟性も広がります。また、リラックス効果もあるので自律神経の調整にも役立ちます。

自律神経のうち痛みを感じている場合は交感神経が優位になりますが、マッサージを受けることによって副交感神経が優位になり、リラックスした状態になります。その結果血管が広がるため自律神経失調症などの症状を改善させ治癒力もUPします。

マッサージの特徴は指圧とは違い「求心性」で心臓に向かって行うことで血液の流れを促して全身に働きかけています。

マッサージの種類

日本では「あん摩マッサージ指圧師」のいる治療院でしか受けられませんが、主に以下のような種類が存在します。

  • スウェーデン式マッサージ
  • スポーツマッサージ
  • タイ古式マッサージ など

マッサージと整体の違いは?

マッサージと整体を簡単に一覧にしてまとめてみました。

マッサージ整体
資格の有無国家資格民間資格
施術方法皮膚を直接刺激していますので、筋肉の柔軟性を出す。
オイルやクリームを使って行うことも
衣服の上から、タオルを使用して刺激する。
背骨や骨盤を中心に施術を行う
改善が期待

主な症状

慢性痛・腰痛・膝痛・首痛・
関節痛・しびれなど
歪みを改善させて、疲労回復、血流促進
ストレス軽減
目的治療リラクゼーションか治療
健康保険の適用一部対象

(医師の診断書、同意書が必要)

適応外
医療控除対象内対象外
病院との連携出来る出来ない
ケガの施術出来ない出来ない

マッサージや整体を受けてみて感じることは、方法などが違って主な効果などに大きな差はありません。

マッサージを受ける時の注意点

マッサージを安全に且つ効果的に受けるためにはいくつか注意する点があります。

あん摩マッサージ指圧師の施術を受ける

治療としてマッサージを受けたい場合は、「あん摩マッサージ指圧師」の免許を持った施術者がいる治療院を選ぶようにしましょう。

リラクゼーションサロンの中でもまれに「症状改善」を掲げているお店もありますが、無資格者では「治療行為」は出来ません。免許の有無はお店の名称に「マッサージ院・店」と記載があるか?もしくはホームページなどで確認してみましょう。

※マッサージとは名称独占のため無資格者がマッサージと言う業を行うことは出来ません。

病気やケガの場合はマッサージを受けない

以下のようなときはマッサージを受けることは避けましょう。

教科書執筆小委員会「あん摩マッサージ指圧理論」株式会社医道の日本社(2002年3月15日改定新版第14刷)よりの引用です。

1.急性症急性熱性病、急性伝染病
2.悪性腫瘍癌、肉腫
3.急性炎症腹膜炎、虫垂炎
4.急性中毒蛇毒、昆虫毒
5.出血性疾患吐血、喀血、脳出血直後
6.外傷創傷部、骨折、脱臼直後
7.重症の内臓疾患心臓弁膜症、腎炎
8.血管病動脈瘤、高度動脈硬化症
9.潰瘍性疾患胃潰瘍、十二指腸潰瘍
10.結核肺結核、脊椎カリエス
11.その他梅毒、淋病、化膿性疾患
  • ※1〜7はマッサージにより、危害を招く恐れがある症状です。
  • ※8〜11はマッサージにより、悪化するまたは効果が出ない、危害を招く可能性がある症状です。

マッサージ前に飲酒は控える

マッサージ前に飲酒は辞めましょう。マッサージを受けることによって血流が促進される為、アルコールが体内にめぐる状態とマッサージによって血流が良くなる状況が合わさると、通常時よりも酔いが早くなるだけではなく、心臓への負担も強くなってしまいます。

まとめ

マッサージを受けるなら「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持った方の所へ行きましょう。しかしリラクゼーションサロンでも素晴らしい技術を持った方が居ることも事実です。

治療をして貰いたいときは国家資格を持った治療院へ。リラックスしたい場合はリラクゼーションサロンへ行くようにしてみてはいかがでしょうか?

あなたの悩みに対して解決できるお店を選びましょう。

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参考文献

健康目的でのマッサージ療法:しっておくべきこと