脊柱管狭窄症の原因を把握して予防に役立てる7つの方法

公開日:2023/01/04  

脊柱管狭窄症を患っていて、これ以上悪くならない為にも原因はどんなものがあるのかを調べている
根本的な原因を把握して、脊柱管狭窄症にならないように予防のために今から知っておきたい

今回は脊柱管狭窄症になる原因を把握して、予防に役立てたいあなたに向けて記事を書きました。

脊柱管狭窄症とは?

脊柱管と呼ばれる神経の通り道が何かしらの原因によって、狭くなることによって神経や血管が圧迫されて腰の痛みや足のしびれ・痛み、ひどい場合は排尿障害などの症状を引き起こすことがあります。

50代以上から徐々に患う人も増え始めて、後天的な退行性変性による変形性関節症が進行した結果、発症することが多いものです。

脊柱管狭窄症と一言で言っても、狭窄される部分によって症状は異なります。

脊柱管狭窄症とは?

また、一番の特徴とも言える間欠性跛行と言われる「歩いて→休んで」を繰り返して、続けて長時間歩くことが困難になることがあります。

脊柱管狭窄症の主な原因は?

整形外科では「加齢によるもので背骨の変形があるので、神経の通り道が狭くなり腰や足に痛みや痺れを伴います」「軟骨がすり減っているので、骨がズレてしまって痛みや痺れを引き越しています。」というのが一般的な脊柱管狭窄症に対する説明です。

しかし、骨の変形や軟骨がすり減ることによって神経が圧迫されることが、本当に腰の痛みや足の痺れの原因なのでしょうか?

整形外科でも多くの場合は、手術ではなく保存療法と呼ばれるリハビリ(薬物療法・物理療法)を中心に治療を進めていきます。このリハビリを続けることで、変形した骨が元通りになることはありませんし、構造的な問題が回復するわけではありません。

つまり一般的に言われている「背骨が変形しているから」「軟骨がすり減って神経が圧迫されているから」という説明がつかないんです。

ですから、改善する為の要素は構造的な問題ではなく、機能的な問題(動作や姿勢)が大きく関わっている可能性が高いと言えます。

改善する為には血流改善が重要

先ほどお伝えした機能的な問題が関わるということですが、一度よく考えていただきたいのですが、脊柱管狭窄症を抱えている場合は何かしらの動作によって腰の痛みや足の痛み・痺れを引き起こしているはずです。

もしも構造的な問題によって症状を引き起こしているとしたら、動作に関係なく常に症状を感じていてもおかしくないはずです。

人間には痛みを脳に伝える前にセンサーがありますが、そのセンサーが酸欠を察知することで痛みや痺れの信号を脳に伝えて、異常感覚として体に伝わってきます。

その痛みセンサーは、真皮(皮膚)筋膜(筋肉)関節包(関節)にあります。この3つのセンサーのいずれかにでも十分な血液が循環しない場合は、痛みや痺れのような自覚症状を引き起こしやすくなります。

例えば、呼吸を止めると段々と苦しくなりますよね?そのような状況が体の中で起こっていると考えていただければと思います。

脊柱管狭窄症を簡単解説

脊柱管狭窄症を予防する方法7選

人間の体は壊すことは簡単でも、回復させるまでには時間も労力もかかってきます。多くの方が脊柱管狭窄症を患ってから自分自身の生活スタイルを見直したりしますが、やはり辛い思いはしたくないはずです。

では、脊柱管狭窄症は事前に防ぐことが出来るのか?

答えは、やっては行けないことを理解して、患う可能性を極力下げることが必要と考えています。脊柱管狭窄症は突発的な交通事故や先天性のものもあるので、防げるものと防げないものも当然あります。

しかし、多くの場合は日々の生活習慣の積み重ねによって起こるものなので、いい習慣を早い時期から身に付けて予防していくことが一番の最善策と考えています。

脊柱管狭窄症でやってはいけないこと

①適度な運動を取り入れる

運動というのも、重たいものを持ち上げるような運動ではなく、同じ力を長時間発揮出来るような持久力UPが重要となってきます。

一般的には週に 時間の中程度の運動を取り入れることで運動機能が高まるという臨床結果も出ているので、適度な運動をすることで健康に不可欠な要素をカバーすることが出来ます。

②運動が困難な場合は体重をかけない方法を

筋肉や関節に負担がかかることによって、腰の痛みや足の痺れを引き起こしている場合もあります。ウォーキングは素晴らしい運動ですが、下半身や体幹部分を多く使うので痛みや痺れが出ている場合は困難なことが多いです。

そのような場合は、水泳でできる限り関節の負担を減らすか、自転車で腰や足への負担を減らすことができるので、是非お試しください。

③ストレッチよりもラジオ体操

ストレッチのポイントは「股関節を動かす」ことです。股関節は球状の関節なので、前後・左右に動かす・左右に回すという6通りの動きが満遍なく行える関節です。

股関節は動かすことが得意な関節ですが、腰は安定を保つことに優れているので腰は動いてはいけません。ストレッチをするなら股関節のストレッチですが、一般的にゆっくり伸ばすようなストレッチは可動域は広がることは分かっていますが、筋力発揮が低下することが臨床結果でわかっています。

そのようなことも考えられるので、ラジオ体操のようなものを取り入れることで、筋力発揮の低下を防ぐことが可能になります。

④いい姿勢を保つ1つのポイント

座っている時に、背中が丸くなりお尻に負担がかかってしまい腰痛や坐骨神経痛と呼ばれる足の痛みや痺れに繋がることがあります。

写真のように一見背筋を伸ばすと綺麗な姿勢に見えますが、このような姿勢を保つ為にはお尻の筋肉がしっかり使えていなければなりません。

お尻の筋肉が弱くなっていると、坐骨部分で支えることが出来なくなるので骨盤まわりから背骨までバランスが崩れてしまいます。そうならない為にも、立っている時からお尻が使えるように「踵を近づけてややつま先は外側に向ける」ようにすることで、お尻がキュッと使われている感覚が出ると思いますので、意識してみましょう。

⑤喫煙やアルコールをやめる

喫煙は、血管を収縮させる働きがあるので血流が悪くなってしまい退行性変性を助長させる可能性もあります。また、アルコールも同様に一時的に血流は良くなるものの、「利尿作用」が働くことによって、水分が外に排出されることによって血流が悪くなります。

⑥タンパク質の摂取を心がける

筋肉や血管の壁を構成する為には、栄養素の中でもタンパク質は必須です。トレーニングをしていない人でも「体重×1g」のタンパク質摂取は必要と言われています。

しかし、食品だけで摂取することはかなり困難です。そのような場合は、プロテインジュースやプロテインバー、最近ではヨーグルトなどで補う商品も出てきています。

食事も楽しくしっかり栄養補給をしてあげることで、元気な体を保持することが出来ます。

⑦3ヶ月続けて習慣化

筋肉や骨なども新陳代謝が行われるタイミングがあります。筋肉は約2か月、骨は約3か月で新しい細胞に入れ替わると言われているので、最低でもいい習慣を3か月は継続していく必要があります。

悪しき習慣はすぐに身につくものの、良き習慣はすぐに手に入るものではありません。もちろんこの3か月というものを気にする必要はないですが、無理のないペースで身につくように心がけましょう。

まとめ

脊柱管狭窄症を患ってから予防するのではなく、事前に患う可能性があると思って未然に防ぐことで明るい未来が待っています。

もしも今現在、脊柱管狭窄症でお悩みの方は、一度ご相談ください。