産後の股関節痛(足の付け根)が痛いのは何が原因?お家で出来る対策

公開日:2020/07/31  

産後の股関節痛(足の付け根)の痛みは何が原因なのか疑問に思っている
産後に起こった足の付け根の痛みの対処法があるなら教えて欲しい

このブログでは、産後に股関節(足の付け根)の痛みで悩んでいるママさんに向けて記事を書きました。

産後の股関節痛(足の付け根)が痛いのは何が原因?

股関節は人間で一番大きな関節なので、一番負担を受けやすい関節と言っても過言ではありません。

特に大きい関節ということで、筋肉や靭帯、神経などが交差している部分になっています。まずは股関節がどのようになっているのかを見ていきましょう。

股関節の構造

股関節は骨盤と大腿骨(太ももの骨)の関節で、大腿骨の骨頭(こっとう)と呼ばれる丸い骨と、骨盤部分の臼蓋(きゅうがい)と呼ばれる受け皿となる部分が組み合わさって関節を構成しています。

股関節は軟骨で覆われており、その周りを筋肉や靭帯という組織補強しているお蔭で安定した働きや支えが出来ています。

産後の股関節痛の原因は筋肉にあった

妊娠中はどうしても運動量が減ってしまう為筋力が著しく低下していることが多くあります。そして妊娠後期になると、出産の準備をする為リラキシンというホルモンが骨盤を緩めることで股関節の安定性が失われていきます。

さらに出産時だけではなく、このリラキシンというホルモンは産後約6ヶ月間の間分泌されていると言われているので、出産後でも骨盤まわりや関節を構成している部分は不安定な状態が続きます。

 

骨盤を構成している股関節も含め、体で言うと土台部分となるので不安定になればなるほど、上半身や下半身は股関節で受けきれない負担を受ける形になるので全身に負担が広がる恐れがあります。

特に多くの方は股関節周りの「筋肉」が原因となって痛みを引き起こすことが多くあります。

筋肉が原因となる場合は、脚を動かしたり力を入れた時に痛みが出ることが特徴で、じっとしている場合はほとんど痛みを感じません。

産後の股関節痛の原因に繋がるメカニズム

産後の股関節痛は急に現れることもありますが、以下のような経過をたどって起こります。

妊娠中の運動量が低下することによる筋力低下

骨盤を緩めるリラキシンによる骨盤の不安定性

股関節周りの負担を一気に受け始め、周囲に痛みを広げる

上半身、下半身共に痛みが広がり股間節で受けなければいけない負担を受け続ける為自分自身で治しにくくなる

 

このような経過をたどっていきます。

「そのうち股関節の痛みも引くかな」という淡い期待を抱いているママさんも居ると思いますが、足の付け根部分以外にも腰痛や膝痛を引き起こすことも考えられます。

また、骨盤が歪む事によって身体全体への影響も出やすくなる為尿漏れや肩こり、頭痛という症状を引き起こす可能性もあるのです。

産後の股関節痛~お家で出来る対策~

では、実際に産後の股関節(足の付け根)の痛みが起きた場合はどのような対策をするべきなのか?

骨盤ベルトを装着する

まずは、骨盤が緩い状態が考えられるので骨盤ベルトを装着して骨盤を正しい位置へ改善させましょう。

骨盤ベルトの正しい付け方は下のリンクから記事をご覧ください。

産後骨盤ベルトの付け方|骨盤ベルトの正しい位置と2つのポイント

 

姿勢に気を付ける

姿勢が悪い場合は、重力の負担を和らげる事なくダイレクトに負担を受けやすくなります。分散して負担を受けるために骨盤の角度や背骨のカーブが重要となってくるので、まずは正しい姿勢を身に付ける前に以下のことを気を付けましょう。

  1. 抱っこやおんぶをし続けている時間を極力減らす
  2. 授乳時に足を組んだり横座りしない
  3. 立っている時に片脚だけに重心をかけない
  4. 立つ時や歩くときは膝とつま先の位置が同じ方向に向くようにする

股関節周りのストレッチを取り入れる

股関節は色んな筋肉で覆われています。そうなると、色んな種類のストレッチをやらなければいけないので大変ですよね?そうならない為にバランスよくストレッチが出来る方法をお伝えしていきます。

①椅子に座って両膝の間がこぶし一個分開いている状態にする

②右手で左膝の内側に、左手で右膝の内側に手を当てます

③内側に5回力を入れて、両手はやや抵抗をするようにします。

④次に同じ要領で、両手を膝の外側に置き軽く抵抗をかけながら5回外に広げます。

⑤痛みが無い方の膝の上に両手を乗せて、軽く抵抗をかけながら膝を5回上に上げます。(左右)

⑥膝をやや伸ばした状態で、膝裏に手を当てて、軽く抵抗をかけながら太ももを下ろしていきましょう。

その他の詳しいストレッチ方法は下記のリンクからストレッチをご覧になってみて下さい。

産後の骨盤矯正はストレッチでも出来る?おすすめのストレッチ法8撰

万が一ストレッチを行って痛みが増す場合は中止して休むようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?股関節は人間で最も大きい関節となるので負担をうけやすい部分になります。特に産後は骨盤まわりも緩んでいるので足の付け根に痛みを引き起こしやすくなります。

まずはご自身で出来る範囲で対策してみましょう。もし自力でどうにもならない場合は一度ご相談くださいね♪