産後の抱っこによる腱鞘炎対策について!産後に気を付ける3つのこと

公開日:2020/04/04  最終更新日: 2020/07/01

『子供を抱っこする機会が増えて、手首が痛い』

このような悩みを抱えているママさんは多いのではないでしょうか?

  • ・抱っこじゃないと寝ないので、自然と抱っこの頻度が増えている
  • ・寝かせようとしたら、泣いてしまうのでどうしても抱っこをしなければならない

この記事はこのような悩みを抱えている産後のママさんに向けて書きました。

産後の腱鞘炎はどう治す?

産後のママさんは、育児に追われることが多く抱っこだけではなく授乳・入浴・寝かせ付ける・オムツを替えるなどやる事はたくさんありますよね。ですから、なかなか手首だけではなく身体そのものを休める時間を取れないことが当たり前のようになってしまいます。

特に腱鞘炎の場合は、親指の付け根から手首にかけての痛みを感じることが多く、約80%の初産のママさんが経験するとも言われているので、とても多く発症するものです。

では、そんな産後の腱鞘炎ですがどのように治せばいいのでしょうか?まずは腱鞘炎がどのようなものなのかを把握しましょう。

産後の腱鞘炎とは?

人間の筋肉は骨と筋肉を繋ぐための「腱」が存在します。この腱があることによって、手首を回したり曲げ伸ばし出来るようになります。

文字を1つずつ見ていくと、腱(けん)・鞘(さや)・炎(えん)に分かれ、腱の鞘が炎症しているという意図が伝わると思いますが、鞘とはトンネルのようなものです。通常であれば、鞘の中で腱がスムーズに動くことで滑らかな手首の運動を可能としますが、鞘の中での動きが制限されることによって痛みを伴うようになります。

特に産後の腱鞘炎でも多く発症するのが、親指から手首にかけての痛みですが、医学的に言うと「ドゥ・ケルバン」と呼ばれるもので、通常の腱鞘炎の原理とは変わらないものの起こる部分で名称が変わります。

これらは

  • ・抱っこのやり方が慣れていない
  • ・産後はホルモンの影響によるもの
  • ・産後は体力の回復にも個人差があり、筋肉量が衰えていることがある

このような原因が考えれます。

産後の腱鞘炎の治し方

よく腱鞘炎を治すには「手首を休ませる」というアドバイスをされると思いますが、育児中に手首を休ませることは非常に困難です。そのような場合は湿布やサポーター、テーピングなどを用いる方も多いのですが、果たして何が良いのでしょうか?

手の平を上にして抱っこしない

多くのママさんは手の平を上にして抱っこしていませんか?特に人間の手首まわりの筋肉は弱いので、手首だけでお子さんの身体を支えるには、無理があるんです。

約3Kgくらいの赤ちゃんを何回も抱っこを繰り返すわけなので、手首に負担をかけないようにすることが大事です。

手の平は赤ちゃんのお尻に沿える程度で、腕を支点に抱っこをすると手首の負担を軽減できます。

少し休息を入れてママを守ろう

ママは育児に追われているので、外で仕事をしているよりもハードな1日を過ごしています。ママ一人では十分休息を取ることは困難なので、周りのサポートが必要です。

抱っこを家族に任せて手を休める事や、母乳での授乳を1度飛ばしてミルクでの授乳に変更したりして、ママの育児や家事をお休み出来るようにしましょう。

痛みを我慢せず「赤くなってたら」冷やす

手首まわりがやや赤っぽくなって来た場合は、熱を持って炎症が強くなっている可能性が高くなります。そのような場合は温めると逆効果になることもあるので、まずはアイシングをして処置をしましょう。

手首を冷やす場合は、心臓よりも高い位置に手を置き、15分間保冷剤やアイスパックで冷やして15分間外すサイクルを2~3回繰り返しましょう。また、冷やす際に直接保冷材などを当てると凍傷の恐れもあるので、薄めのハンカチなどに包んで当てるといいです。

さらに固定するバンドのようなもので圧迫が加えられるとさらにいいですね。

湿布やサポーターは医師の判断によって

病院に行くと、湿布やステロイド注射による治療が検討されますが、薬剤が母乳に移行する事もあります。これは医師の判断によって差が出るので、赤ちゃんへの影響を考慮しながら判断するようにしましょう。

また、サポーターは手首を固定させて動きを制限させるものなので、治すものではありません。負担が軽減すれば落ち着くこともありますが、サポーターが無ければ生活出来ないようになってしまうと大変なので適切な治療を受けながら使用する事をオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?赤ちゃんは月日が経つにつれてドンドン大きくなっていきます。最初は3Kg程度であっても3ヶ月後には倍になっていることが多くあります。

そんな時にしっかりとした腱鞘炎の対策が出来ていなければ、治る期間も延長してしまい日常生活に支障をきたしかねません。まず手首の周りに違和感が早めの処置をして適切な治療を受けるようにしましょう。

多くの場合は関節に問題があるよりも、腕の筋肉や首から繋がっていることもあるので全身をチェック出来るといいですね♪