骨盤の歪みから起こる【坐骨神経痛】について徹底解説

公開日:2021/08/27  最終更新日: 2021/08/31

こんなお悩みはありませんか?

お尻の奥がズキズキ痛い

お尻から足まで痺れるような痛みがある

・立ったり座ったりすると太ももの裏が痛い

・歩いていると腰からお尻が痛くて立ち止まってしまう

・腰を前屈みにするとお尻から太ももの裏に電気が走るような痛みがある

 

上記に加えて、このような自覚はありませんか?

・鏡で自分の身体を見ると、骨盤の歪みが気になる

・歩いていると、身体の左右のバランスが悪いように思える

・寝て起きるといつも同じ体勢で寝ている

 

もし上記に1つでも当てはまるなら、あなたは【坐骨神経痛】の可能性があります。

 

是非このまま読み進めてみてください。

坐骨神経痛とは何か?

まず簡潔にお伝えすると、坐骨神経痛とは腰から足を走る「坐骨神経」に何らかの刺激や圧迫が加わり、腰からお尻や足に起こる痛みや痺れのことをいいます。

代表的な病気で言うと「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」という疾患に罹ると坐骨神経痛を引き起こします。

ここで注意が必要なのですが、坐骨神経痛はあくまでも「症状名」であって「病名」や「診断名」ではないということです。

 

あなたは整形外科に行って「坐骨神経痛ですね」と言われたことはありませんか?

もし医師から「坐骨神経痛ですね」を言われただけで、明確な原因の説明が無かった場合、、、、

「よく分からないけど、坐骨神経沿いに痛みが出てますね」を言われているのと同じです。

 

つまり、

 

医師から「坐骨神経痛ですね」と言われたということは、「うちでは原因が分かりません」と言ってるのと同じだということです。

 

坐骨神経痛の原因は?

【根性坐骨神経痛】

坐骨神経の付け根が圧迫されて起こることから、「根性坐骨神経痛」といわれます。

坐骨神経痛を引き起こす明確な原因として判断されることが多く、腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、腰椎分離症などの疾患によって起こります。

 

【症候性坐骨神経痛】

レントゲンやMRIを撮っても原因が分からない。神経が圧迫されている証拠がない。何が原因かわからないが坐骨神経痛が出ている。

このように神経の圧迫が原因ではないため「原因不明の坐骨神経痛」とも言えるでしょう。

実際に整形外科に行くと、「坐骨神経痛ですね」と言われますが、そのほとんどがこの「症候性坐骨神経痛」つまり「原因不明の坐骨神経痛」です。

実際に最も多いタイプと言えます。

 

【梨状筋症候群】

「梨状筋」が神経を圧迫することによって起こる坐骨神経痛です。

臨床上、最も多いパターンになります。

お尻の筋肉が緊張して固くなったり、うまく使えていないことによって起こります。

 

骨盤の歪みによって坐骨神経痛が誘発される

私が臨床上、最もよく見る坐骨神経痛の原因は「梨状筋症候群」です。

これはお尻の奥の筋肉である梨状筋が何らかの原因で収縮したり緊張し、坐骨神経を圧迫して腰から臀部、足にかけて痛みや痺れが起こる症状のことです。

ではなぜ梨状筋が収縮したり緊張したりしてしまうのでしょうか?

この梨状筋が緊張してしまう原因の1つに「骨盤の歪み」があります。

坐骨神経痛の大多数は「片側」のみに症状が現れます。

つまり、何らかの影響によって左右どちらかの腰から臀部、足に負担やストレスが掛かっている状態といえるのです。

 

臨床上よく見るのが、左右の骨盤の高さが違うことによって、左右の脚の長さに差が出てしまう骨盤の歪みです。

 

人は自然と足の短い方に重心が乗りやすくなりますので、片方の脚に体重をかけていると、重心が乗っている側の梨状筋が収縮を起こします。

この状態が続くことによって、日常的に片側の梨状筋が緊張状態になってしまい、徐々に坐骨神経を圧迫していって坐骨神経痛(腰から臀部、足の痛みや痺れ)の症状が出ることになります。

 

 

もう一つ、骨盤の歪みのパターンで坐骨神経痛が出やすい形があります。

 

それは骨盤の開きです。

現代社会の80%の人はデスクワークに関わっているという統計データがあるのですが、普段の自分の座り方を意識している人がどれだけいるでしょうか?

ほとんどの方は左右どちらかに偏って座っていたり、間違った座り方をしている場合が多いです。

 

正しい座る姿勢に関してはこちらの記事を参考にしてください。

痛みが起こりにくい正しい座る姿勢とは?

 

片方に偏って座っている場合、体重が掛かっている側の梨状筋が収縮している状態です。

この状態が続くと、坐骨神経が圧迫されていずれは坐骨神経痛になってしまう可能性があるということです。

 

なぜ坐骨神経痛になってしまうのか?

ここまでで坐骨神経痛はどのような症状なのか?どのような原因でなるのか?坐骨神経痛と骨盤の歪みの関係性についてお話してきました。

臨床上、梨状筋が緊張することによって起こる坐骨神経痛が多いというお話はしましたが、ではなぜ梨状筋が緊張してしまうのでしょうか?

 

「なぜ」坐骨神経痛になってしまったのか?

 

ここを理解することが坐骨神経痛を改善していくうえで非常に重要になります。

 

どうすれば坐骨神経痛を根本から治せるのか?

まず、第一歩は

 

「なぜ坐骨神経痛が起きているのかを自分自身が知ること」

 

これがものすごく重要です。

大半の方は、なぜ自分に坐骨神経痛が起きているのか分からずに整形外科や整体・接骨院に行って「誰か」によくしてもらいます。

もちろん最初はそれでいいのですが、病院や治療院に依存し過ぎてしまうと改善していくスピードが遅くなったり、改善する確率が下がってしまうのです。

なぜかというと1日は24時間あるので、仮に当院で治療する場合1回の施術が約30分になるので、もし治療して良くなったとしても、治療以外の時間の方が圧倒的に長いわけです。

この治療以外の時間で、無意識に悪い習慣をしてしまい腰にストレスや力が蓄積していくと、少しずつ痛みがぶり返してしまいます。

この治療以外の時間に関しては、私たちにはどうしようも出来ません。

ただ、悪い習慣をご自身で理解していれば、仮に悪い習慣をやってしまったとしても自分でやらないように注意することは出来ますし、この悪い習慣をやらないようにすることによって、治療効果を最大限に高めることができます

つまり、病院や治療院に「治してもらう」というスタンスと同時に、自分でも今の悪い生活習慣を正しい習慣に変えていくということが大事になってきます。

 

なぜ痛くなるのか?

 

これをしっかり見つけてくれるのは、やはり専門家の助けが必要になります。これをしっかり見つけて、あなたを自立に近づけてくれる治療院を選ぶことが大切ですね。

 

 

市川市妙典にあるけやきの森整体院では、坐骨神経痛に悩む多くの方が来院されています。

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