【猫背のママさん必見】産後の腰痛・ぎっくり腰の対処法

公開日:2020/08/03  最終更新日: 2021/04/14

『赤ちゃんを抱っこしようと思って持ち上げた瞬間に腰にビキっと痛みが走った』
『腰に痛みが出て、そのうち良くなるかと我慢していたら次第に動けない状況になってしまった』

このブログは産後の腰痛・ぎっくり腰で悩まれているあなたに向けて記事を書きました。

何故産後の腰痛・ぎっくり腰は多いのか?

おんぶに抱っこなどの育児や炊事に洗濯などの家事をこなしていくママさんにとって、腰への負担は増加する一方です。負担は同じ姿勢を継続している状態か、繰り返しの動作を行っている時に負担は増えてきます。

産前は腰痛は無かったけど、育児を始めてから腰痛を感じるようになったというママさんも多いです。

その腰痛から移行していくのがぎっくり腰になります。

ぎっくり腰は急に現れるものなのか?

実際、ぎっくり腰と聞くと突然腰痛が酷くなる印象を持たれる方も多いと思います。医学的に言うと急性腰痛症とも言うので、そのようなイメージは拭えません。

しかし、ぎっくり腰は蓄積疲労によって引き起こすことが多い症状の1つです。ですから、腰に負担を極力少なくする方法が重要となってきます。

産後の腰痛・ぎっくり腰の予防法は「猫背」にあった

ママさんが腰痛を感じたり、ぎっくり腰になってしまう場合は、お腹が大きく反り腰になっていた妊娠中の姿勢を産後も引き継いでいることが考えられます。

お腹が大きい分、重心が前に行かないように仕方なく腰を反った状態で姿勢を保ってしまいます。その姿勢が出産後にも癖づいてしまい抱っこをしている場合や家事をしている時にも反り腰になっている状態で腰の負担がかかり痛みを引き起こすケースが多いです。

腰に負担をかけやすい姿勢とは

「腰に負担をかけやすい姿勢」は、必要以上に胸を張った状態で良い姿勢を保とうとして腰に負担がかかっていることがわかります。

多くの方が「良い姿勢」という認識が間違った解釈をしている人が多くいます。

「頭から足まで一本の線が取ったように、胸を張って肩が内側に入らないようにしましょう。」というのが皆さんが言う「良い姿勢」ですが、実は腰痛のトラブルの元に繋がります。

特に女性の場合はスタイルを気にする人が多くいるので、出産を経験したママさんは少しでも良い姿勢を無理してでも保とうとします。

「背すじピーン!」と無理やり行っている状態です。

腰に負担が少ない姿勢とは

地球上には重力が存在するので負担を0にすることは出来ませんが、負担を少なくすることは出来ます。

その為には「楽な姿勢で良い」ということです。腰や身体全体の事を考えた時に猫背気味の姿勢でもいいという事です。「猫背=悪」というイメージが壊れましたか?

確かに背すじを伸ばすと見た目は良くなりますが、負担は増加してしまいます。無理やり重心を変えようとした結果負担は大きくなるので立っている例で考えれば「くるぶし、腰、耳たぶ」の3つのポイントが直線で結ぶことが出来る姿勢が理想です。

もしも直線で3つのポイントが直線で結べなかった場合は、そのポイントから力を抜いていく事が必要です。

無理に胸を張らなくてもいいんですよ♪

産後の腰痛・ぎっくり腰はセルフケアが大事

腰痛やぎっくり腰にならないためには、『負担を少なくする姿勢』が大事なことは理解できたと思います!

では、具体的にどのようなことを意識していけばいいのか解説していきます。

抱っこをするときはなるべく近くで

赤ちゃんは日に日に大きくなるので出産後は約2倍近く体重が増えています!

筋トレみたいにママがパワーアップしていたらいいのですが、なかなかそんなことも行きませんよね?また赤ちゃんもじっとしていることも少ないので、抱っこの負担も増えてきます。

そんな時は、なるべく身体の近くで抱っこするようにしましょう。体幹部分から重心が離れれば離れるほど負担は大きくなりますので注意が必要です。

腰痛のツボ押し

腰痛のツボは複数ありますが代表的なツボは『委中:いちゅう』と『腰腿点:ようたいてん』というツボになります。

委中は膝裏の真ん中にあり、腰腿点は手の甲の小指と薬指の間にあります。ツボ押しは『痛気持ちいい』程度の強さで押すと効果的とされています。

詳しくは以下のページをご覧下さい!

産後のツボ押しは骨盤矯正や腰痛に効く?整体師おすすめツボ押し6選

まとめ

いかがでしたか?育児中は赤ちゃんに目を向ける時間も多くなりママ自身の身体は二の次になりやすくなります。

出来るだけ無理のない姿勢を心がけることが産後の腰痛やぎっくり腰を予防する第一歩です。

また痛みを我慢してもいいことはありません。痛みが酷くなる前にケアしていきたいですね♪