腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛はどのような違いがあるか解説

公開日:2020/02/08  最終更新日: 2020/07/31

「腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛はどう違うのかを知りたい」
「ヘルニア持ちだから・・・、坐骨神経痛が酷くて・・・と聞いたことはあるけど、同じなのと疑問に思っている」

このブログはこのような悩みを抱えているあなたに向けて記事を書きました。

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の違い

腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛は誰にでも起こりえる疾患です。整体や整骨院に通われている方の会話で「ヘルニア持ちだから腰が痛くて…」「坐骨神経痛が酷くて歩くことも辛い…」という話を聞いたことはありませんか?

中には腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を同じ認識という方もいらっしゃると思いますが、実は異なるものになります。

このブログでは、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の違いについて紹介していきます。

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアの「ヘルニア」という言葉には「飛び出す」という意味があります。腰椎と言われる骨の連結の間には椎間板と呼ばれるクッションが存在します。その椎間板の中にある髄核(ずいかく)と言う部分が外に飛び出した疾患の事を指します。

症状や治療法はこちらにまとめています。

椎間板ヘルニアの症状チェック|ヘルニアは首・背中・腰全体に起こる

腰椎椎間板ヘルニアになると、併発して起こる可能性があるのが坐骨神経痛と呼ばれる神経の走行上に痛みやしびれが起こる症状です。

特に前かがみや重たいものを持つ、姿勢不良、急激に動かす際に腰椎椎間板ヘルニアになりやすいとされています。

しかし、中には何の症状も出ていなくても病院で検査すると「腰椎椎間板ヘルニアになっていた」というケースがあることも事実です。

坐骨神経痛

坐骨神経痛は、腰から足にかけての坐骨神経の走行上に痛みやしびれが出る症状です。坐骨神経痛を病気と思っている人も居ますが、症状名なので特定の病気を指すものではなく原因は複数考えられます。

先ほどご紹介した腰椎椎間板ヘルニアも坐骨神経痛を併発させる病気の1つです。ですから正しくお伝えすると「腰椎椎間板ヘルニアになったから坐骨神経痛が出た」という表現が正しいです。

ちなみに坐骨神経痛を引き起こす疾患は腰椎椎間板ヘルニアだけではありまえせん。

  • ・腰部脊柱管狭窄症
  • ・梨状筋症候群
  • ・脊椎・脊髄のガン、骨盤内のガン

この3つに加え腰椎椎間板ヘルニアが坐骨神経痛を引き起こす可能性が高いものになります。

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の症状の違い

先ほどもお伝えしたように、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛は異なるものになります。しかし症状でお伝えすると場合は、腰椎椎間板ヘルニアでは症状が出ないこともあるので、坐骨神経痛でご説明した方が理解しやすいと思います。

腰椎椎間板ヘルニアだから腰痛になるとは限りませんしね。

基本的には以下のような症状が坐骨神経痛に現れます。

  • ・腰から下半身にかけての痛み
  • ・腰から下半身にかけてのしびれ

坐骨神経の走行上に症状が現れるものを坐骨神経痛と言うので、腰痛やお尻の痛み、太ももやふくらはぎのしびれなどが出てしまいます。

交通事故のような突発的な衝撃が加わって起こることもありますが、基本的には日々の生活習慣から起こります。

  • ・長時間のデスクワークや立ちっぱなしの姿勢
  • ・強度の高い運動を繰り返し行う など

症状が酷くなると、日常生活内に支障をきたしている方が非常に多いです。

まとめ

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の違いが理解出来ましたでしょうか?似ているようで実は全く違うことが理解できたと思います。しかし2つとも日常生活内のことが要因になることが多く、日常生活に支障をきたすものであります。

もし、腰の痛みや足のしびれなどの症状が出た場合には原因を特定することが大切です。それは原因が複数あるため、原因によって治療方法・治療方針が異なるためです。ですからまず異変を感じたら検査を受けましょう。

治療が遅れてしまうことで、治りづらくなることも事実です。そうすると治療費も必然的に高くなってくるので、早めの対処が必要ですね。