五十肩の症状|痛みやしびれ、経過、チェック方法について解説

公開日:2019/10/27  最終更新日: 2019/11/06

「最近肩が痛くて、なんだか五十肩の気もするけどどのような症状が当てはまるのか調べている」
「五十肩はどんな痛みや経過をたどって治っていくのかを知りたい」

このブログはこのような悩みを抱えているあなたに向けて記事を書きました。

五十肩とは?

五十肩は総称であって医学的に言うと「肩関節周囲炎」と言います。主に40代~50代に多く現れることも多く四十肩も同様のものになります。

五十肩は筋肉だけではなく関節や周りの組織に炎症が起こるものなので、一般的な肩こりとは別物になります。五十肩になることによって様々な影響も出てきます。

そこで今回は、五十肩の症状に加えて、改善していく経過やチェック方法についてお伝えしていきます。五十肩かもしれないと疑っている人に役立てればと思います。

五十肩の自覚症状

五十肩は、肩の関節を動かすことで鋭い痛みを感じる症状になります。現れる症状は進行度合いによって変化していきますが、五十肩の主な自覚症状は以下の通りです。

  • 肩の違和感や痛み
  • 夜にズキズキ痛み眠ることが出来ない
  • 肩が上がらない
  • 顔を上手く洗えない
  • 髪の毛を結ぶ動作が辛い
  • 下着やエプロンが着けられない

このように日常生活によく行う動作でも支障が出てくるようになります。特に腕を外側に捻るような動作は強く痛みを感じやすくなります。

ではこのような症状がどのような経過を辿っていくのかを見ていきましょう。

五十肩の症状が改善する経過

五十肩の症状は時期によって変化していきます。主に「急性期」「慢性期」「回復期」の3つに分けることが出来ます。

急性期

急性期は「夜間痛」という就寝時にも痛みが現れる症状が特徴的です。発症から約2週間ほど続く五十肩は、痛みが強いものの無理やり動かそうとすれば可能な場合が多いです。しかし安静時にも痛みを伴うことが多いので、無理やり動かすのは症状の悪化に繋がることもあるので注意しましょう。

慢性期

慢性期は約6ヶ月程度続くものになります。急性期に比べ痛みも軽減して夜間痛も無くなってくる時期です。しかし肩が動かしにくくなる他、無理やり動かそうとすると痛みが強くなってくることが多いです。徐々に筋肉や関節を柔らかくするために運動療法を行って、肩の動きを広げていきます。

また慢性期は「拘縮期」とも呼ばれ、関節周りが固まっている時期になるので改善するスピードはこの時期の経過によって変わってきます。

回復期

徐々に痛みも無くなっていき肩も動かしやすくなってきます。ただし、場合によっては最終的な肩の動きまで出ない場合や若干の症状が残っていることがあります。長い場合は1年から数年かかることも。

この時期には慢性期で動かさなかった分、低下した肩の動きや筋力を取り戻すために運動療法を積極的に行って回復させていきます。

五十肩の症状 痛みやしびれ

五十肩の場合は主に原因が見つかりません。しかし肩周りに不快感や痛みが出た場合に「腕が上がらない」「手を背中に回せなくなった」と言う症状が出た場合は五十肩が疑われます。

突然肩に鋭い痛みが走ったり、場合によっては痺れが起こることがあります。

五十肩は40代以上の方に起こりやすく、50代にも多く見られるため五十肩と言われています。左右の使用頻度に関わらずどちらの肩にも起こることがあり、片側が治った後にもう片方の肩が痛くなるという事もあります。

あなたは大丈夫?五十肩チェック方法

これは五十肩のセルフチェックになります。1つでも当てはまる場合は五十肩の可能性が高くなります。

  • 何もしなくても肩が痛い
  • 突然肩に激痛が走った
  • 服を着たり脱いだりする時に肩に激痛が走った
  • 夜寝返りをする時に激痛が出た
  • 腕を正面から上げられない
  • 腕を横から上げられない

1つでも当てはまってもしかしたら五十肩なのかな?と思われたあなたは以下の2つの動きをしてみてください。痛みが無い場合でもこの動作が出来ない場合は五十肩が疑われます。

結髪動作

結帯動作

上着の着脱時に痛みが出る場合はこの2つの動作や片方の動作に問題があることがあります。

肩の動きは肩甲骨、上腕骨、鎖骨の複合運動となります。肩だけに着目していても改善しない場合もあるので改善させるには複合的な治療法が必要です。

五十肩の症状と似た肩の痛み

五十肩に似た症状で「腱板損傷」と言われる疾患があります。これらは五十肩とは違うので、一度病院で診察を受けるようにしましょう。

腱板損傷

腱板損傷の場合は何らかの原因によって上腕骨と肩甲骨を繋ぐ腱の部分が切れてしまって肩の痛みを引き起こすものになります。店頭によって起こることもありますが、若年層では野球での投球動作を繰り返し行うことによって肩の痛みを起こすこともあります。

特に「肩を上げると力が入らない」「肩の前あたりがジリジリと音がする」という症状があります。以下のような自覚症状がある場合は病院へ行きましょう。

  • 肩が挙がらない
  • 関節に拘縮が見られる(動きが狭くなっている)
  • 肩を挙げた時にジリジリ音がする
  • 肩の筋肉に萎縮が見られる

腱板損傷の場合は、動かした時に痛みを感じる場合もあれば痛みが出ない場合もあります。放置していく事で五十肩と同じような夜間痛、運動痛が出てくることもあります。断裂部分が大きくなると日常生活に支障をきたす症状まで悪化してしまうので早急に検査をするようにしましょう。

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まとめ

五十肩は四十肩と同じで40代から50代に多く見られる肩の痛みとなります。症状は経過によって変化して急性期。慢性期、回復期の3つにわけられるので特徴的な夜間痛や運動痛は時期によって痛みの強さや、肩を動かせる範囲は変わってきます。

もし五十肩が疑われる場合は以下に当てはまるのか確かめてみましょう。

  • 何もしなくても肩が痛い
  • 突然肩に激痛が走った
  • 服を着たり脱いだりする時に肩に激痛が走った
  • 夜寝返りをする時に激痛が出た
  • 腕を正面から上げられない
  • 腕を横から上げられない

この中の1つでも当てはまった場合は「結髪動作」「結帯動作」をしてこの動作が出来なかったり、痛みが出て十分に出来ない場合は五十肩が疑われます。

また、五十肩の症状に似た「腱板断裂」という肩の痛みもあるので、まずは病院で必要な検査を受けるようにしましょう。

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