腕を上げると痛い・脇の下が痛い四十肩・五十肩はどこに行くべき?
「肩が痛い…」このような場合はどこに行けばいいのか迷ってしまいますよね?四十肩や五十肩であればまだ改善できる余地はありますが、もし違ったとしたら不安ですよね?
このブログをご覧いただくと、病院でも何科に行けばいいのか理解することが出来ます。さらに肩が痛いときのストレッチ法も簡単にお伝えしていきます。
四十肩の病院は何科に行くべき?
肩が痛くなったら、まずは整形外科を受診するのが理想的です、正しい診断を行う為には
- いつから痛いのか
- どんな症状が出ているのか?
- 動かすと痛い?動かさなくても痛い?
- 日常どの時が辛いのか?
- 過去の既往歴・現病歴など
これらをお聞きした上で筋力の強さや、関節の可動域を診ていきます。これらのことを参考にして血液検査、レントゲン、MRIなどの検査を行って原因を調べていきます。特に診断においては今後の治療法や軽快する計画も決まってくるので非常に大切です。
「ぶつけた」「捻った」などのケガの場合も、同様で整形外科を受診する必要があります。主にレントゲンを撮影して「骨に原因があるのか?」確認していきます。
それ以外の肩の痛みは徐々に痛みが酷くなってくるケースが多いです。急に肩が痛む場合や夜眠る時も痛くて寝付けない場合などは炎症が起きている可能性が高いです。
そのようなときは無理に動かさずに三角巾で腕の重さを軽減させたり、安静にして肩回りを氷で冷やすなどの処置をした方がいいです。まずは「辛い」と思ったら放置しない方が得策です。
こんな肩の痛みは一度病院へ
- 今四十肩・五十肩なんじゃないかと自覚している
- 髪を洗う、下着をつける、洋服の袖に腕を通すときに思うように肩が動かない
- 肩を上げるときに、90°以上挙げると肩が痛い
- 腕を曲げながら肩を上げることしかできない
- 肩を動かすと二の腕の外側が痛くなる
- 常に肩回りに鈍痛がある
- 夜に痛みが強くなって痛みによって眠れない
- 特にケガした覚えはないけど肩に痛みがある
1つでも当てはまったのであれば、一度病院で検査を行って診断してもらう必要があります。
肩の痛みを解消させるストレッチ
肩の痛みは肩こりとは違い肩関節に原因がある場合や、肩甲骨、上腕骨の関節の動きや筋肉の影響に起こってくることもあります。痛みが強い時期は無理して行わないようにしましょう。
ゴットマン体操
机や椅子に手を当てて身体を支え、痛みの出ている部分に500ml~1Lの中身が入っているペットボトルを持ちます。持っている側の肩の力を抜いてゆっくり上下に振ります。左右、回線など徐々にふり幅を大きくしていきます。
肩が上がらない人のストレッチ
肩が上がらない場合は以下の3点に注目してみましょう。
- 肘の外側
- 胸骨と鎖骨の間
- 脇の下
では詳しくお伝えします。
肘を曲げると肘の関節部分に線が入ります。その部分はツボで言うと「曲池:きょくち」というツボになります。特に肘が曲がっていないと肩が上がらない方にオススメです。
次に鎖骨と肋骨の間の部分でもある「胸鎖関節:きょうさかんせつ」の部分を軽く押していきましょう。通常肩を上げる場合には鎖骨がゆっくり回旋しなければ肩は上がりません。この部分は軽めに行ってもかなり痛みを伴う部分になるので擦る程度で大丈夫です。
最後に脇の下ですが、肩を上げるときに脇の下が固まっていると伸びない為肩が上がらないことが引き起こされてきます。親指と手指で脇を掴むような感じで揉んでみるといいです。出来る場合は肩を上げた状態で行うと刺激量も高くなります。
肩に痛みは無いが、腕が痛い場合のストレッチ
腕に痺れが出たり痛みが出ている場合は、肩の動きよりも腕に原因があることの方が多いです。特に腕は伸ばしていることよりも曲げながら力を入れたり、デスクワークの時に常に曲がった状態なので力が知らず知らずのうちに入りやすくなってしまいます。
肘を伸ばしたまま手首を上下に倒す
これを繰り返すようにしてみてください
これらは痛みの出ない範囲で行う必要があります。
まとめ
まず肩が痛くなった場合は整形外科を受診するようにしましょう。万が一病気や骨に原因があるかないかを調べるために必要な検査を行う為に重要です。
- 今四十肩・五十肩なんじゃないかと自覚している
- 髪を洗う、下着をつける、洋服の袖に腕を通すときに思うように肩が動かない
- 肩を上げるときに、90°以上挙げると肩が痛い
- 腕を曲げながら肩を上げることしかできない
- 肩を動かすと二の腕の外側が痛くなる
- 常に肩回りに鈍痛がある
- 夜に痛みが強くなって痛みによって眠れない
- 特にケガした覚えはないけど肩に痛みがある
このような自覚があるのであれば、まずは受診するようにしてみましょう。
ストレッチは痛みが出ない範囲で行うことが重要です。痛みが酷く炎症が強いことが考えられる場合にはまずは安静を保って腕の重さを軽減させる為に三角巾などを用いてみましょう。