坐骨神経痛を和らげる理想の座り方とは?負担を下げるポイント3選
「座っている時に腰やお尻に痛みがあり、長時間座ることが多いので、負担が少なくなる座り方を調べている」
「デスクワークやリモートワーク中に坐骨神経痛が酷くなるので、何かいい方法がないか知りたい」
このブログは、このようなお悩みを抱えているあなたに向けて記事を書きました。
座る姿勢で坐骨神経痛が強くなる
あまりイメージが無いかもしれませんが、座っている姿勢は肩や腰の負担を強くさせてしまう可能性が非常に高いです。
日常から座っていることは、様々な場面で多いはずです。
- デスクワークやリモートワークで座る時
- 車の運転中
- 食事中に椅子に座る時やソファーでくつろぐ時 など
日々の中で当たり前のように座っていると思います。しかし、実は立っている時よりも座っている時の方が腰回りにかかる負担は強くなってきます。
椎間板にかかる負担

上記の図は、立っている時を100として表したものになりますが、座っている時は立っている時に比べて約1.4倍もの負担が椎間板にかかるとされています。その為、腰回りの負担が強くなり、椎間板だけではなく筋肉や関節にも負担が強くなるということです。デスクワークやリモートワークのように、長時間座ることに当たり前になっている場合は、「疲れるな」「身体が固まるな」という感覚になるかもしれませんが、座ることに対して、うらやましいと思っている方の場合は、座ることが腰回りの負担を強めることをイメージ出来ません。
座るということは、想像以上に負担を強めることに繋がるのです。
坐骨神経痛を和らげる理想の座り方とは?
理想の座り方は「坐骨で座る」ことです。「骨盤を立てる」という表現をするこtもありますが、イメージとしたら「あぐら」や「正座」が当てはまります。
しかし、椅子やソファーであぐらや正座は理想的な座り方ではありません。
では、どのようにして椅子やソファーに座るのか?
椅子の座り方
椅子に座る時には、出来る限り下半身でも負担を補うことが重要です。
- 足の裏を床に付ける
- 膝と股関節を90°にする
- 深めに座って背もたれを使う
この3つを実行することで、坐骨で座ることが可能となります。
頭の位置も気を付ける
人間の頭の重さは、約5~6キロと言われています。ボーリングのボールで表すと、13ポンドの重さです。ボーリングをする時に、身体に近づけて持っている場合は、重さは軽く感じていますが、投げようとした時に体から離れる際に重さを感じると思います。
その為、頭も同じで中心部分から離れることによって、負担が強くなります。また、ある研究結果では頭が前方に2cm移動することで2倍の負担が首にかかると言われています。
- 首の角度30°で18kg
- 60°で27kg
負担となるとされています。
デスクワークの際は、どうしても画面に近づいてしまうこともあるので、1時間同じ姿勢が続かないようにして、体操やストレッチなどを行いリセットするようにしましょう。
負担を表す数字
負担は「運動量(仕事量)×時間」で表すことができます。運動量や仕事量は、姿勢や動作のことを言いますが日常で姿勢や動作を変えることは、なかなか難しいことです。仕事中は特に集中している時に姿勢や動作を意識することは現実的ではありません。
その為、出来る限り時間を気にすることが重要です。ですから同じ姿勢が続かないように、リセットする目的で身体を動かしていくことが必要なのです。
まとめ
座ることは日常で当たり前のように行っている動作です。日頃からポイントを意識することで座っている時の坐骨神経痛を和らげることが可能となってきますので、是非試してみてください。
