坐骨神経痛対策ストレッチで痛み・しびれを予防する方法
「お尻から脚にかけて痛みやしびれが出ているので、オススメのストレッチを探している」
「坐骨神経痛で痛みやしびれの軽減が出来る対処法が知りたい」
このブログは、このようなお悩みを抱えているあなたに向けて記事を書きました。
坐骨神経痛の症状
坐骨神経痛は、お尻・太もも・すね・ふくらはぎ・指にかけて痛みやしびれが出るものです。その他、足がつる、絞めつけ感、冷感や灼熱感などが現れることがあります。
腰から足にかけて坐骨神経という神経の走行上に症状が出たものを総称として、坐骨神経痛と言われています。
- お尻から脚にかけて痛みや痺れが出る
- 長時間の立位や歩行がツライ
- 腰を反らすと、片側の脚だけに痛みやしびれを感じる
- 椅子に座ると、お尻が痛くて座り続けることが困難
- 前屈みや中腰姿勢になると、腰から脚が痛くなる
このような症状が出ている場合は、坐骨神経痛の可能性があります。
坐骨神経痛の原因
坐骨神経痛を引き起こしている原因は、腰部脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアと言われる病気で現れることもありますが、筋肉や関節の柔軟性が低下した結果、血管が収縮して坐骨神経痛を引き起こしてしまう可能性があります。
腰部脊柱管狭窄症
50代以上の方が患う可能性が高く、腰を反らすと辛くなり、前屈みになると楽になるという特徴があります。歩いている時に、症状がだんだん強くなり、休むと楽になるという「間欠性跛行」と呼ばれるものが現れることも特徴です。
椎間板ヘルニア
20~40代に多く、前屈み姿勢や中腰姿勢で症状が強くなることがあります。ヘルニアは「飛び出す」という意味がありますが、椎間板が外に飛び出しても身体の中で異物として判断され次第に無くなるという研究結果も出ています。
股関節周りの筋肉や関節
股関節は、体重の約6割の負担を受けるともいわれていますが、疲労や使用頻度が減ることによって血流が悪くなり硬さが強くなってきます。筋肉が硬くなり、関節が硬くなるという順に進んでいくので、股関節周りの柔軟性が欠如することで坐骨神経痛を引き起こすことも考えれます。
特に日常から同一姿勢が多い方の場合は、常に筋肉が力んだ状態となりやすい為、筋肉が硬くなり、その影響が関節まで及び血流が悪くなることもあるので、日頃から注意が必要です。
坐骨神経痛のストレッチ
坐骨神経痛を悪化させない、引き起こさない為にはストレッチが必要です。こちらでは、簡単なストレッチをお伝えしていきます。
坐骨神経痛ストレッチで良くならない場合
セルフストレッチは、あくまで自分自身で動かせる範囲内(自動運動域)で、問題が生じている場合に効果的です。しかし、多くの方は自分では動かせない範囲(他動運動域)で血流が悪くなっていることが考えられます。
人間は、動かす部分に血液を運んでくれますが、動かせない部分や使っていない部分に対しては、動かす部分に比べて血液供給が減少します。
その為、普段やらないような動作を行っていく必要があります。
また、血流を良くする為に、温めることや冷やさないこと、体重をかけずにできるだけ無理のない範囲で動かしていくことが必要です。
まとめ
坐骨神経痛ストレッチは、あくまでも予防や症状を軽減させる1つの手段です。自分一人で解決出来ないことも出てくるので、ストレッチをしても解決しない方は一度ご相談ください。