【真似るだけ】腰痛ベルト(骨盤ベルト)の正しい位置や選び方

公開日:2019/12/22  最終更新日: 2021/08/25

腰痛ベルトを購入しようと思っているけどつける位置やどんなものがいいのか調べている
腰痛ベルトはいつ使うのか?を事前に知っておきたい

このブログではこのような悩みを抱えているあなたの為に記事を書きました。

腰痛ベルト(骨盤ベルト)の正しい位置や選び方について

腰痛ベルトはコルセットとも言いますが、腰痛予防やギックリ腰になってから使用することが多くあります。そんな中で腰痛ベルトの正しい位置や選び方を事前に知っておくことで日常生活をスムーズに過ごすことが出来るでしょう。そこで今回は腰痛・骨盤ベルトの位置や選び方、注意点なども含めてお伝えしていきますので、是非参考にしてみて下さい。

腰痛ベルト(骨盤ベルト)の正しい位置

腰痛ベルトの正しい位置は以下の部分です。

骨盤にある「腸骨稜」という部分の高さに腰痛ベルトの中心が来るようにして付けます。この部分はあばら骨から骨盤に向かって親指と人差し指の間で擦っていくと止まる部分になるので、非常に見つけやすい部分です。

この腸骨稜を覆うことによって骨盤を固定することが出来るので、前屈みや腰を反らすといった動きの助けてくれます。

腰痛ベルト(骨盤ベルト)の付け方

腰痛ベルトは時期によって付け方も変わってきます。ここでは急性期、慢性期の付け方をお伝えしていきます。

急性期

急性期は動きを制限させることによって、通常に近い生活を送れるようになります。以下の方法で着けるようにしましょう。

  • ・息を吸ってお腹を凹ませる
  • ・その状態を保ったまま腰痛ベルトを装着する

このように付けることで固定力が高まり、急性期の腰痛の動きを助けてくれます。

慢性期

慢性期は、痛みは無いものの動かすことで「痛みがまた出るんじゃないか?」という不安を少なくさせることができます。

  • ・息を吐いてお腹を膨らませる
  • ・その状態を保ったまま腰痛ベルトを装着する

急性期に比べ固定力を抑えてくれるようになります。

腰痛ベルト(骨盤ベルト)の選び方や注意点

腰痛ベルトで「腰痛を治す」ことは出来ません。しかし、日常生活を通常通り送りやすくなるので、用いることはいいことです。

基本的には、自分に合ったサイズを選ぶようにしましょう。よく家族が持っているからという方も居ますが、自分に合ったウエストサイズでなければ十分に固定することは出来ません。

腰痛ベルトは長期間使用することで筋力が減るというデータはありせんが、「付けていないと不安になる」という精神的な問題が起こりやすくなります。腰痛が無かったとしても、「また痛くなったらどうしよう」「あのような腰痛は味わいたくない」という衝動から腰痛ベルトが外せなくなってしまうことが増えるので、長期間の使用はおすすめしません。

もしも腰痛ベルトを使用しているのに腰痛が治らない場合は一度医療機関の受診をするようにしましょう。

腰痛ベルト(骨盤ベルト)はいつ使う?

腰痛ベルトは痛みを治す為に使用するわけではありません。日常生活に近い動きを行う為に利用することが多いので、ぎっくり腰になってしまった場合や急な痛み、重たいものを持つ場合の腰痛予防などに使用することがいいでしょう。予防に使用するのか、日常生活の動作を行うのか目的によって使い方を分けるようにしましょう。

まとめ

今回は腰痛ベルトについてお伝えしていきました。正しい位置や選び方を知っているだけでいざという時に役立つはずです。

  • ・腸骨稜がベルトの中心に来るようにする。
  • ・急性期は息を吸ってお腹を凹ます、慢性期は息を吐いてお腹を膨らませる
  • ・自分のウエストサイズに合った腰痛ベルトを使用する

以上の事を気を付けて使用してみて下さい。