腰痛と足のしびれは要注意!引き起こす4つの原因と対処法について

公開日:2019/10/07  最終更新日: 2019/10/10

「腰の痛みと足のしびれの原因が分からなくて不安になっている」
「何かの病気なんじゃないかと思って調べている」

このブログでは腰痛だけではなく足のしびれも併発しているあなたに向けて記事を書きました。

腰痛と足のしびれの原因は坐骨神経痛かも

坐骨神経は腰から脚までに走行している神経ですが、腰やお尻部分の坐骨神経が何らかの原因によって圧迫された結果、痛みやしびれを引き起こす症状のことです。

坐骨神経痛を引き起こす疾患は複数あるのですが、ここでは代表的な4つを紹介します。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 梨状筋症候群
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎分離症・すべり症

これらを簡単に解説していきます。

腰椎椎間板ヘルニア

背骨と背骨の間には椎間板が存在していますが、何らかの原因で椎間板が外に飛び出してしまい、坐骨神経を圧迫させてしまう疾患です。特に加齢や重労働、スポーツ選手など腰の部分を酷使している方に多く発生する傾向にあります。

椎間板ヘルニアの特徴的な症状は以下の通りです。

  • 足に痛みやしびれが出る
  • 足に力が入らない
  • 足を触られてもわからない(感覚がおかしい)
  • 前かがみになると腰が痛い

通常椎間板は、クッションの役割を果たしてくれるので重力から受ける衝撃を吸収して負担を軽減させる役割があります。しかし、何らかの原因によって椎間板が飛び出してしまい神経を圧迫して腰痛だけではなく、足のしびれや痛みを引き起こすことがあります。

梨状筋症候群

お尻の深い部分にある筋肉が固くなることによって坐骨神経痛を圧迫してしまいます。この梨状筋と言う筋肉はちょうど坐骨神経の真上を通っているので、梨状筋が硬くなると坐骨神経を圧迫してしまいます。

特に一般の方には少ないと言われていますが、長時間座っているデスクワークの方などにも発生しやすいです。

梨状筋症候群の特徴的な症状は以下の通りです。

  • お尻の外側が常に痛い
  • 腰からお尻がしびれるように痛い

一般的には聞き慣れないと思いますが、実際梨状筋症候群で悩まれている方は多く坐骨神経痛の要因にもなっています。

腰部脊柱管狭窄症

脊柱管と呼ばれる空洞のなかに神経が通りますが、背骨の中心部分が狭くなることによって腰痛だけではなく坐骨神経が圧迫されれば坐骨神経痛を引き起こします。

脊柱管狭窄症の特徴的な症状は以下の通りです。

  • 腰を反らすと腰が痛い
  • 安静にしたり、前かがみになると症状が出ない
  • 痛みやしびれによって長時間歩くことが出来ない

症状によっては手術が適応となる場合もある疾患になります。

腰椎分離症・すべり症

疲労骨折とも言われており、背骨にひびが入る分離症からズレてしまうものをすべり症とされています。背骨のズレによって坐骨神経を圧迫してしまい坐骨神経痛が起こることがあります。

多くの方は激しい運動をしている方で繰り返し同じ動作をしている競技で発生するとされています。

腰椎分離症・すべり症の特徴的な症状は以下の通りです。

  • 腰を反らすと痛みやしびれが強くなる

比較的若年層で起こって放置した結果徐々に進行していくという経過をだどることが多いです。

足のしびれは放置せずに病院へ

足のしびれが継続的に現れている場合は病院へ行くことをオススメします。自分だけで判断する事は足のしびれに関してオススメ出来ません。間違った対処法を行ってしまうことで症状が長引いてしまうこともあるからです。

特に腰痛とともに足のしびれを多く引き起こす可能性のあるものは以下の通りです。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 梨状筋症候群

これらを正確な判断をする為には病院でレントゲンやMRIといった画像診断が必要となります。

腰痛と足のしびれは整形外科に行くこと

腰痛とともに現れている足のしびれを専門的に検査を行うことが出来る病院は整形外科です。整形外科では神経や骨の異常を専門的に行っている医療機関です。

更に詳しく検査をしたい場合にはMRIやCT検査を行える整形外科を選ぶようにしてみましょう。レントゲンは常備されていますが、MRIやCTはある程度大きな病院にあるようです。病院のホームページを検索してみると、MRIやCTがあるのか無いのかがわかります。

まとめ

腰痛とともに足のしびれを引き起こす症状は坐骨神経痛の可能性があります。坐骨神経痛を引き起こす原因疾患は以下のものが考えられます。

  • 腰椎椎間板ヘルニア
  • 梨状筋症候群
  • 腰部脊柱管狭窄症
  • 腰椎分離症、すべり症

しっかりとした原因を特定する為には、病院(整形外科)を受診するようにしましょう。放置して悪化する前に受診出来れば理想です。

参考文献

腰痛の危険度セルフチェック。原因や症状、対処法・治療の注意点 …

日本整形外科学会

日本脊髄外科学会