【太ももの付け根が痛い】股関節に負担をかけない座り方と対処法
「車の運転やデスクワークなどで、長時間座ることが多く、太ももの付け根が痛くて、どうしたら痛みが治まるのかを調べている」
「股関節周りの負担を下げるような座り方があるなら知りたい」
このブログでは、このようなお悩みを抱えたあなたに向けて記事を書きました。
太ももの付け根が痛くなる原因とは?
太ももの付け根は、骨盤と大腿骨(太ももの骨)で構成されている関節のことを股関節と呼んでいます。
この股関節は、体重の約6~7割の負担を受けるとも言われているので、負担が補えなくなってしまった結果、不具合が起こり股関節周りの痛みや太ももの付け根に症状をきたしていきます。
まずは病院(整形外科)にて検査を行うことが大前提ですが、どのようなことが要因となって太ももの付け根が痛くなってくるのか?ご紹介していきます。
変形性股関節症
股関節を構成する部分に圧力が加わり続けた結果、変形が起こってしまう症状になります。
特に太ももの前・横の付け根部分に痛みや症状を引き起こしやすいです。
炎症が起こって症状を来す場合や、動作制限によって、酸欠となったことにより、血流不足が要因となって痛みを引き起こす場合も考えられます。
坐骨神経痛
脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアといった腰椎の疾患によって症状が現れる場合や、お尻の筋肉の硬さが原因となって、太ももの付け根部分に痛みやしびれを引き起こすことが考えられます。
特に太ももの横・後に痛みやしびれが出ることが多くあります。
大腿神経痛
腰からソケイ部を通り、太ももの前を通る神経ですが、この走行上に痛みやしびれが出るものを大腿神経痛と呼ばれています。
腰椎の疾患で合併することは多くはありませんが、日常生活で姿勢を気を付けていく過程で、背中に力が入りすぎてしまった結果、痛みを生じてくる場合もあります。
特に太ももの前に痛みやしびれを感じやすくなってきます。
股関節に負担をかけない対処法と座り方
股関節に痛みを生じている場合は、出来る限り股関節の負担を下げてケアしていく必要があります。
歩いたり、立った状態では股関節への負担を強めてしまうことが考えられるので、出来るだけそのような体勢は避けるべきです。
太もも付け根(前・後)のストレッチ
- ゆっくりと深呼吸して行う
- 伸ばしている部分を意識する
- 痛気持ちいい程度の強度で行う
これをポイントにしてストレッチを行ってください。
お尻のストレッチ
- 伸ばされて気持ちがいい程度の強度で行う
- 同じ姿勢が続いた時の合間に行う
- 深呼吸をして行う
これらを気を付けてストレッチを行ってください。
負担を和らげる座り方
基本は「骨盤を立てた座り方」を意識するようにしてください。「坐骨で座る」とも表しますが、正座やあぐら姿勢が骨盤が立った状態です。
椅子や床、ソファーなどもこれらの座り方で意識するようにしてみてください。
まとめ
太ももの付け根が痛くなったり、股関節が痛くなる場合は、何かしら身体への異常が出ている証拠でもあります。そのような時は、必ず整形外科にて画像診断を行ってください。
万が一、何かしらの病気が隠れている場合も考えられますので、何も異常が無かった場合はセルフケアや整骨院、整体院などの治療院で筋肉や関節の治療を併用して行ってみてください。
