産後のマッサージ(リフレクソロジー)はいつから受けられる?
「産後のマッサージはいつから受けられるのかを知りたい」
「何処に行けば産後のマッサージが受けられるのかを事前に知っておきたい」
このブログはこのような悩みを抱えているママさんに向けて書きました。
産後のマッサージはいつから受けられる?
マッサージは強く押す、揉むといった刺激の事だけではなく皮膚を直接擦ることや叩くこともマッサージの1つです。産後の身体は特にデリケートになっているので弱い刺激(擦る・軽く叩く)といった刺激であれば産後2日目から受けることが可能です。出産で披露した心身を癒したりする目的でマッサージを受ける方も多く、主に体幹部は避けて手足を中心的に行います。
一般的に通常のマッサージを受けられるようになるには1カ月検診が終わった産後1カ月ほどと言われていますが、身体の回復力には個人差があるので、マッサージを受けてもいいのか産婦人科の先生に確認してみましょう。
出産直後はママの体力回復が先決
出産はとても大変な仕事をしています。ママの身体は非常に疲労も大きく、産後6~8週間は産褥期(さんじょくき)と言われます。産褥期を抜けてからは徐々に妊娠前の身体に戻りやすくなる傾向にあることが予測されます。
そのため、産褥期に無理してマッサージを受けた結果、体調が優れないとならないように、無理に身体を動かしたりすることは控えた方がいいと思います。
産後のマッサージは何処に行けば受けられる?
産後のマッサージであれば、「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格を持った治療院に行くことをお勧めします。
見極め方としては、〇〇マッサージ院となっていたり、ホームページで所持資格に「あん摩マッサージ指圧師」という記載があることを確認してみましょう。症状にもよりますが、医療費控除の対象となる場合もあるので一度問い合わせてみましょう。
また、産後のマッサージが出来る場合は産後の骨盤矯正も可能となる場合もあるので、産後の腰痛や骨盤周りの不快感、尿漏れといった産後のトラブルを抱えている場合は同時に行なえる場所を探してみましょう。
産後のマッサージが必要な理由
産後の骨盤矯正とマッサージは少し受ける時の目的が変わってきます。あなたが「何のために産後の骨盤矯正やマッサージを受けたいのか?」を明確しておくことをオススメします。ここでは必要な理由について理解してみて下さい。
産後マッサージの必要性
産後の女性は骨盤の歪みだけではなく、全身症状やイライラしたり落ち込んだりといった精神的な不調を現すこともあります。そのまま育児が忙しいからと言って放置しておくことで症状が慢性化してしまって、産後年数が経過しても辛い症状が取れないということもあるので、早めに症状を軽快することが大切です。
マッサージの場合は特に痛みやしびれに対しての症状を軽快することが目的です。肩や腰、脚など全身的なマッサージを行うので腰痛だけではなく膝痛や頭痛といった症状や坐骨神経痛などの痺れ等に対しても効果を発揮してくれます。
産後骨盤矯正の必要性
産後の女性は妊娠後期から出産に向けてリラキシンと言うホルモンが分泌される影響によって、筋肉や関節が通常の状態よりも柔らかくなっている為歪んだ部分を元通りにしやすい特徴があります。しかし反対に緩んでいるということは悪くもなりやすいという事です。
産後骨盤矯正は、痛みを軽快させる目的よりは以下のような効果を発揮してくれることがあります。
- ・お尻のシェイプアップ
- ・ぽっこりお腹改善
- ・基礎代謝UPでダイエット効果
- ・むくみや冷えの改善
- ・尿漏れの改善
このような悩みがある方にはオススメになります。
自宅で出来る!産後のセルフマッサージ
なかなか産後は自分自身の体調やお子さんの状態も関わってくるので、なかなか通院するのは難しいといった場合には、自分自身で簡単に行えるセルフマッサージを行うようにしましょう。
むくみ解消セルフマッサージ
むくみが起こる場合は、血流が悪くなっていることが考えれます。特に足は末端部分となるので血流が滞りやすくなる為非常に効果的です。
- ・座った状態で膝を立てる
- ・足首から膝裏にかけて指を使って擦る
- ・やや圧を加えながら10~30回繰りかえす
ポイントとしては、直接皮膚の上から刺激をしてあげることです。衣服の上から行う場合は効果も半減してしまうので、ボディークリームやオイルなどを使用するとよりやり易く効果を発揮してくれることでしょう。
肩こり解消セルフマッサージ
肩を自分自身で揉んだりすると、余計疲れたりしてしまうことがあります。肩こりの場合は、腕の疲労感や筋肉の硬さが原因となる場合もあるので、腕のセルフマッサージを行ってみましょう。
- ・手首から肩にかけてゆっくりと擦る
- ・外側と内側を満遍なく行う
- ・0~30回ずつ繰り返す
むくみ同様に腕は末端部分になりやすくなるので血流も滞りやすくなります。ボディークリームやオイルを使用して行うと非常にやりやすくなります。
腰痛解消セルフマッサージ
- 横向きになって、腰の真横に親指が来るようにする
- お腹と腰の間に圧が入るように、ゆっくり呼吸をしながら腰骨の横に向かって押す
- 10~30回繰りかえす
特にこの部分は骨盤が不安定な状態となりぎっくり腰といった症状を起こしやすい筋肉になります。この部分に刺激を入れると、個人差はありますが結構痛い場合もあるので、強弱に気を付けるようにしましょう。
産後マッサージ・骨盤矯正を受けた方の体験談
産後2ヶ月頃から抱っこで腰が痛くなってきました…。
子育てをしていく中で骨盤の歪みも気になって来院されました。
お子さんも徐々に大きくなっていく中で、ママさんの身体は確実に負担が蓄積されてきます。
特にお子さんを抱っこする事は必須条件になるので、早めのケアが必要と考えています。
産後3ヶ月になってから骨盤矯正を受けるために…。
育児で大変だったママさん。お子さんの首が座って3カ月過ぎた頃から来院されました。
特に肩周りの症状や骨盤まわりが大きくなったという悩みを持たれていました。
キッズスペースは完備していますが、もしお子さんの首が座っていないことで不安でしたら
土日でどなたかが見てくれる時間をオススメしています。
産後マッサージはいつから?:まとめ
体幹部分は1カ月検診が終わって産婦人科の医師からOKが出てから行えると理想的です。特に産後は体調の変化が出やすい場合もあるので、なるべく手足のセルフマッサージくらいから始めてみましょう。
産後マッサージが出来る治療院の場合は、マタニティーマッサージや産後骨盤矯正を行える場合もあるので一度相談してみてください。
当院でも産後のマッサージ・産後の骨盤矯正が出来ます。