【右側だけ腰が痛い】原因と簡単な対処法とは?
「今まで腰痛を感じた時はいつも右側だけ痛む」
「右側の腰が痛くなる原因てどんなものがあるのか調べている」
今回の記事はこのような悩みを抱えている腰痛のあなたに向けて書きました。
右の腰だけが痛い…
腰痛は腰痛でも右側だけ痛い・・・そんなことはありませんか?何か危険な病気が隠れているのか?それとも何かしら違った原因があるのか?心配になりますよね?
そんな腰痛持ちのあなたに右側だけ腰が痛くなる原因や対処法についてお伝えしていきます。
右の腰だけが痛くなる腰痛の原因
右側の腰痛は筋肉や関節だけではなく、病気などでも起こる可能性はあります。しかし、ほとんどのケースでは偏った身体の使い方をする為右の背中の部分にある「胸腰椎移行部:きょうようついいこうぶ」と言われる関節部分の動きが少なくなってしまう為右側だけ痛みを引き起こしてしまいます。
これは日ごろから右手ばかりを使ったり、左右どちらかに重心をかけ続けていることによって右側だけ痛みを起こす場合もあります。
胸腰椎移行部って何?
胸腰椎移行部とは、背中と腰の境目の事です。12番目の背骨と1番目の腰骨の部分に当たりますが、この部分は回旋動作に優れているのでゴルファーや野球などのスイング動作で腰痛を引き起こしやすい方に原因として多く見られる部分になります。
右側の腰痛は筋肉や関節だけではない
もちろん、筋肉や関節が原因ではない場合もあるので簡単にご紹介します。右側だけ痛みを起こす腰痛の原因は以下の通りです。
- ・急性虫垂炎
- ・椎間板ヘルニア
- ・肝臓疾患
- ・婦人科疾患
- ・大腸の疾患
- ・すい臓疾患
- ・腎臓疾患
これらの場合は整骨院や整体院では対応できないので、まずは適切な検査を受けるため整形外科を受診するようにしましょう。
右側だけ腰が痛い時の治療法
病院に受診するとしたら整形外科か内科に行くようにしましょう。疑われる疾患や病気に対してMRIやCT、エコー、血液検査などによって診断されます。緊急を要する急性虫垂炎や膀胱直腸障害を伴っている椎間板ヘルニアの場合は外科的手術が検討される場合もあります。
手術以外では薬物治療やリハビリなど原因や疾患によって治療法も異なります。主に痛みが強い場合は痛み止めなどが処方されることが多いです。
右の腰が痛い場合の対処法
内臓疾患が原因となる場合は医師の指示を仰ぐようにしましょう。
原因が生活習慣によるものであれば以下のような事を気を付けましょう。
- 姿勢に気を付ける
- 片側だけに重い物を持たない
- 片側だけに重心をかけない
- バランスが崩れやすいハイヒールはなるべく避ける
このようなことから気を付けていく必要があります。
右の腰が痛い時の体操
胸腰椎移行部の部分のみを動かす為には股関節をロックした状態で回旋動作をすることで、動きが広がります。同じ姿勢や体勢が続いた時に合間を見て行うようにしましょう。
体幹部が固まっている感じがする方は、背伸びをしたり左右のわき腹を伸ばすようにしてみましょう。自分自身が心地いいという範囲で行なうことが理想的です。終わったら一度脱力をして、全身の力を抜いていきましょう。
目安は1時間に1回が理想です。
右の腰が痛い人がやってはいけない習慣
内臓疾患ではない限りほとんどのケースで痛みの原因は生活習慣にあります。以下のような週間がある方は見直す必要ありです。
- 椅子に座ると自然と足を組んでいる
- 左右のどちらかの肩だけに重いカバンを持っている
- 長時間座っている、立っているという姿勢を続けている
- 体が沈むくらいのベッドで寝ている
右の腰が痛い方向け腰痛セルフチェック
特に動かさなくても痛い
安静にしていても痛みが出ていたり、特に決まった動作をしなくても腰に痛みがある場合は内臓が原因のことが考えらえます。
特定の動きや運動をしたときに痛い
筋肉や関節部分が原因の場合は特定の動きや運動で痛くなることがあります。また神経を圧迫している可能性もあるので、整形外科的な症状が多く考えらえます。
これらはあくまで目安なので、自分で判断せずに少しでも異変を感じたのであれば早急に医療機関を受診するようにしましょう♪
右の腰が痛い!:まとめ
いつも右側の腰だけが痛い人は結構いらっしゃるのではないでしょうか?「なんとなくいつもこんなもんだ!」と放置してしまうと内臓疾患が隠れている場合も考えられます。まずいつもと違うような痛みの場合は病院へ行って検査を受けましょう。
内蔵が原因ではない場合は、日常生活から見つめ直してみましょう!