【常識と思っているほど非常識】痛みやしびれの流れを例え話で
こんにちは、けやきの森整体院、総院長の森野です。
今回は、痛みやしびれが出る流れを例え話でお伝えしていきます。痛みやしびれが何故出るのか気になりますよね。
まずは、例え話で「こんな感じで痛みやしびれが出るのか」と思っていただけたら幸いです。
痛みやしびれが出る原因
痛みやしびれは結論からお伝えすると、「血流が悪い」ということが原因で起こっています。
血流が悪くなる原因は
- ・ストレスの蓄積
- ・負担の蓄積
- ・冷え など
色んなことが考えられますが、身体の中が酸欠状態になっているということです。
マラソンをしている時をイメージしてもらうと分かりやすいかもしれませんが、物凄く疲れますよね。
息は切れて、心臓の鼓動は速くなり、呼吸は浅く、血圧は上がります。このような時は、血管が閉じている状態なので、通常時よりも多くの酸素が必要となります。
その為、心臓を多く動かさなければならないので身体も疲労しやすい状況です。
血流が悪くなるのはリラックス出来ていない証拠
痛みやしびれが出ている場合は、身体も緊張している状態(交感神経優位)なので、常にファイティングポーズを取ったファイターと同じです。なので、血流を良くしようと思ったとしても、血液が不足してしまい、なかなか血流が良くならないということが起きてしまいます。
血流を良くするために必要なことは、身体をリラックスさせるということです。
身体がリラックスしている状態(副交感神経優位)は、マラソンをしている時とは真逆のことが起こります。
心臓の鼓動はゆっくりで呼吸も深く、血圧は下がります。血管が開いた状態なので、少ない心臓の鼓動で血液を送り出すことが出来ます。
リラックスしている時は
- ・ご飯を食べる時
- ・お風呂に入っている時
- ・睡眠時
- ・好きなことをやっている時など
このような時は、基本的にはこのような時には痛みやしびれは出ません。
お肉の状態で痛みやしびれを例えてみる
個人的にお肉が好きなので、痛みやしびれが出ている時と、そうではない時の違いについてご紹介します。
余談ですが、お肉は冷めた状態よりも、温かい状態が一番おいしく食べれますよね?温かい時は肉を切ったら肉汁がたっぷり出てきて、ジューシーな状態ですが、これが痛みやしびれが出ていない筋肉の状態(血流が豊富)です。
しかし、冷めた状態のお肉を食べ終わった後のお皿を放置しておくと、油が固まっていますよね?その状態が筋肉の中に起こると痛みやしびれが起こってきます。
よく『血流を良くしましょう』『温めてください』と整形外科や整骨院などでアドバイスされることも多いですが、それはこのようなことが関係しています。
また、痛みやしびれが出ている場合はビーフジャーキーのように乾燥している状態でもあるので、水分となる血液が痛みやしびれが起きている原因に対して行き届くことで痛みやしびれは出なくなります。
痛みやしびれが起こっていても「神経」は正常
痛みやしびれを感じる部分は、必ず血管が通っていますが、神経には血管が通っていません。神経に痛みを感じるものが本当にあるとしたら、立っていたり座っているだけでも何かしらの症状が起こるはずですが、あなたはどうでしょうか?
私もこの文章を打っている指が痛くて、痛くて…とはなっていません。
つまり、神経は直接的に関係していないんです。
軟骨がすり減って…コレ、実は嘘!?
病院で検査を受けて「軟骨がすり減って…」と説明されることもありますが、頭と首の骨の部分には軟骨が存在しません。もし、軟骨がすり減って痛みが出ているとしたら、軟骨が存在しない頭と首の境目は痛くて、痛くて仕方ないですよね。しかし、そんなことは起こっていないんです。
不思議ですね。
なので、他の部分が関係しているということですが、簡単にお伝えすると「血流が悪い」ということです。
このようなことが起こり、脳に痛みを伝えて起こるので、ケガのように痛みが出ている部分が原因のこともあれば、慢性的な痛みやしびれの場合は脳が勝手に「その部分が痛い」と判断してしまっていることもあるので、原因を確かめることは必要です。