ブロック注射が効かない5つの理由!ブロック注射が有効ではない腰痛

公開日:2019/11/25  

「ブロック注射を病院で受けたけど、あまり効果を実感できない」
「ブロック注射は腰痛治療に有効なのかを知りたい」

今回のブログはこのような悩みを抱えているあなたのために記事を書きました。

ブロック注射が効かない5つの理由!

ブロック注射は病院やペインクリニックの診療所で行なわれる治療法となりますが、中にはブロック注射が効かない方もいらっしゃいます。もちろん全ての方という訳ではありませんし「腰痛診療ガイドライン 治療」によると、神経根性痛に対しては硬膜外注射と神経根ブロックは短期的な効果があるとされています。

しかし、ブロック注射が効かない場合は以下の事が考えられます。

  1. ブロック注射は技術が必要
  2. ブロック注射は神経を止めるものではない
  3. ブロック注射の期待値が高い
  4. ブロック注射の効果がはっきりしていない
  5. ブロック注射の適応ではない

こちらについて詳しく解説していきます。

1.ブロック注射は技術が必要

劇的な治療効果を発揮することもあるブロック注射は、高度な技術が必要となってきます。ですから医師の技術力によって効果が一定ではありません。

ブロック注射の針は細い物を使用している場合もありますが、太い針の場合は神経を傷つけてしまうこともあります。最悪の場合は日常生活が送れなくなる場合もあるので、やはり技術は必要です。

2.ブロック注射は神経を止めるものではない

神経ブロックと言うと「神経を遮断」するイメージがあるのではないでしょうか?実は神経を遮断させた場合には麻痺(マヒ)となります。でもブロック注射を受けても痛いながらに動けたりもしますよね?

実はブロック注射は「血流改善」を目的として行っているのです。ですから一時的に効果が有ったとしても、血流が悪くなればまた痛くなってしまうということを繰り返してしまうのです。

3.ブロック注射の期待値が高い

ブロック注射は1回打つだけで痛みやしびれが無くなる場合もあるので、そのような結果を求めて受けられている方も多いはずです。

しかし1回で良くなる魔法のような治療法は存在していません。基本的には数回に分けて行うブロック注射ですが、医師の計画通りにブロック注射を受けていれば楽になるはずだったものも、自己判断によって通院を辞めてしまうケースもあります。

4.ブロック注射の効果がはっきりしていない

ブロック注射には硬膜外注射、局所注射というものがありますが実際のところ一定の効果については得られていないのが現状です。つまり100%ではないということです。

治療法にはエビデンス(科学的根拠)があるとされていますが、主に病院ではエビデンスがあるものを提供しています。しかし中には効果的な物ではない場合や、一定の効果が得られていないけれど処置している例も少なくはありません。

5.ブロック注射の適応ではない

ブロック注射を数回行っても効果が無い場合は手術を提案されることがあります。しかし、これはあくまで医師からの提案によるものになります。「ブロック注射を数回行ったけど効果が無いので手術をしますか?」このように聞かれた場合素人のあなたは判断できますか?おそらく出来ないと思います。

腰痛の原因の85%は原因不明と言われ画像には写らないものになります。基本的にはその85%に入るものに関しては効果を発揮してくれる可能性は充分にあると思います。

ブロック注射が有効ではない腰痛

腰痛の85%は原因不明とお伝えしました。その85%の腰痛に対してブロック注射を行って血流改善をさせると痛みが軽減できる場合は「痛みを抑えているだけ」ということです。

ですから神経自体に問題が起きている場合には注射は効果的ではありません。神経の周りには「伴行動脈:ばんこうどうみゃく」という血管が走っています。その動脈(血管)が閉じることで痛みを発するのです。それは神経が原因ではなく血管なので血流に問題があるというわけです。

まとめ

ブロック注射は腰痛の症状によっては効果的な物があることも事実です。しかしブロック注射が効果的ではない場合は以下の事が考えられます。

  1. ブロック注射は技術が必要
  2. ブロック注射は神経を止めるものではない
  3. ブロック注射の期待値が高い
  4. ブロック注射の効果がはっきりしていない
  5. ブロック注射の適応ではない

これは1つの治療法であって手段です。血流改善で良くなる場合はブロック注射では無くても整体で症状が改善する場合も考えれます。

参考文献

腰痛診療ガイドライン 治療